とらドラ!第23話「進むべき道」の感想・レビュー

今回のとらドラ!は、大河エンドへまっしぐら。
amichanルートは自然消滅でフラグクラッシュ。
みのりんのためといって自分の気持ちから逃げてた大河は追い詰められる。
逃げた大河を追ったところで竜児は何が出来るのか!?


高校生といったらまぁ進路に異性交遊にとお忙しいお年頃。進路が決まらず呼び出される竜児と大河は、母子家庭なので苦労かけずに就職したいのと家が金持ちなので働く必要がないのとで三十路先生を困らせちゃう。将来に希望を見出せない大河は、見出さない自分を家庭のせいにする。ふつうじゃない家庭だからといいわけして現実から眼を背けている中二病患者なの。そして大河からの竜児への気持ちも普通じゃないからと言い訳。みのりんがいると決して打ち明けられない気持ちをADHDで人間嫌いにならざるを得なかった家庭環境に理由を帰する。しかし竜児は大河の想いを知ってるわけで、大河の現実逃避を認めているわけさ。現実から逃げているのは、大河だけじゃなくもう登場人物はみんな逃げまくりだよ。そんな中、泰子が過労で倒れ、竜児は精神崩壊しかける。



幼き頃より自分を育てくれたママンを溺愛するマザコン竜ちゃんは、マザーが自分の進路の為に仕事増やして倒れちゃーそりゃパニックさ。感情を持て余す竜児を包み込む役割を担ったのは、我らが大河ちん。それは溢るる母性のように「大丈夫」と抱擁する。大河のお陰で自我を取り戻した竜児が、今まで保護欲の対象であった大河にきゅんきゅんきちゃうのですよ?しかも泰子の代打としてバイトを買って出る大河、その心情押して知るべし。一緒に並んでバイトしながら時を過ごす。メガネの心情分析はそのまま大河の竜児への心情変化を指摘してるんだよねぇ。ついでにamichanを召還し、みんなお前が好きだから存在否定すんなと投げかける。結局、竜児の想いはamichanには向いておらず、フラグクラッシュするのでした。バイトも終わり、大河が感謝の印としてみんなにチョコを配ることに。チョコあげたら嬉しい?と誘ってくる大河の破壊力は高いよ!!だが、チョコ配布の折に事件発生。みんななかよし!!の関係性を維持するために大河の想いをスルーした竜児にぶち切れたみのりんは、大河に想いを吐かせようとして肉体言語タイム。自分の気持ちと向き合うことから逃げねぇぜと諭す。逃げさる大河を追いかけるのは誰だ!?竜児は大河への想いをはっきりと出来ないまま、強制的な場の力によって対峙させられてしまうの。追ってる途中で大河への想いが確固たるものになるんだろと期待。