雑録

サノバウィッチ「仮屋和奏シナリオ」の感想・レビュー

幼なじみの秘めた思い出を「バンドしようぜ!」によって解放せよ!!というお話。
ラクリオットで友達ポジションのニコラが可愛かったようにサノバウィッチでも和奏は可愛い。
他ヒロインの共通√では喉を傷めてボーカル降板となった仮屋さんが大活躍します。
専用のムービーまで用意されているという優遇っぷり!!
主人公くんもかなり積極的な性格で他の√とは一線を画した主体性を発揮します。

仮屋若菜のキャラクター表現とフラグ生成過程


  • 主人公の悪友Bでサブキャラポジションでも攻略可能
    • 仮屋若菜は主人公の悪友Bで唯一の女友達のぺったん系ギター少女。気軽に話せて一緒にいて安心できるので、他のヒロインのシナリオとは違って主人公くんはかなり積極的に接していきます。デートプランの実地調査の依頼を受けた際に、仮屋さんからレクチャーを受ける選択肢を選んで、デートを実践していくところはグッときます。「デートの時、女の子は手をつなぐのは嫌じゃないと思うよ?」と仮屋さんがコメントすると即座に手をつなぐアグレッシブさを見せます。他のルートで及び腰になっているのが嘘のようです。幼少の頃から主人公くんに淡い想いを抱いていた仮屋さんがぶっきらぼうなセリフを吐きつつ満更でもない様子を見せるところはニヨニヨできますね。そして仮屋さんのメインイベントはハロウィンパーティーの「バンドしようぜ」です。他ヒロイン√において仮屋さんは喉を傷めてボーカルを降板し綾地さんが代打を努めるのですが、仮屋さんシナリオでは降板することなく大活躍!細かい描写だったのですが「仮屋さんが咽喉風邪フラグを回避できたのは主人公くんの生姜湯効果のおかげ!!」という展開が素晴らしいと感ぜられること限りなし。主人公くんが仮屋さんを想って気遣う思いがライブを成功に導いたのです。



  • 幼少期の淡い想いと悔恨
    • バンド練習で頑張る主人公くんの指のケアとして軟膏を塗り塗りしてあげたり、接吻を交わしたりしながら好感度蓄積を果たしていく仮屋さん。ハロウィンパーティーでもオリジナルのムービーが入るなど粋な演出が施され優遇っぷりが明らかになります。そして演奏が終わった後のインタビュータイムでは、衝撃の告白が!!なんと主人公くんはその場で仮屋さんに想いをつげて勇者となるのです。しかしながらこの告白を仮屋さんは拒絶。主人公くんは絶望に打ちひしがれ、失恋を味わうことになるのです。オカ研の部室で残念会が開かれた後、ひとり黄昏る主人公くん。とぼとぼと帰路にたつとそこには仮屋さんの姿が!!なんで?主人公くんを振ったのではないの?と思うことしきり。主人公くんを振った理由には、仮屋さんが抱いた過去の悔恨があったのです。
    • 仮屋さんは幼少期に主人公くんのクラスメイトでたまに遊ぶ仲だったのですが、異能保持者であった主人公くんは少しずつ孤立していくことになります。仮屋さんは主人公くんのことを気にしつつも、周囲の同調圧力により疎遠になり、その後は会話もないまま転校する結果になったのです。このことを仮屋さんはずっと後悔していたのですね。高校進学を機に再開した二人でしたが、主人公くんは空気を読む能力を身に着けており、フツーにクラスメイトと会話し、それなりの人間関係を構築していました。安堵した仮屋さんは主人公くんと友情を育もうとするのですが、実際に接してみると、主人公くんは表面的な人間関係の構築には長けているものの、一線を引き、開襟することを忌避していたのでした。これを見た仮屋さんは再び過去の悔恨に囚われ、主人公くんに告白する際には、必ず自分から想いを遂げようと、秘めた気持ちを深めていくのです。以上により仮屋さんは主人公くんの告白を断ったのですね!!戸惑う主人公くんに対し、今度は仮屋さんの告白返しが大炸裂します。こうしてフラグが成立した二人は懇ろな仲になり今日もスタジオで楽器をかき鳴らすのでした。

仮屋さんちっぱい特集