サクラノモリ†ドリーマーズ「閑宮真幌シナリオ」の感想・レビュー

テーマ性が皆無であり内容もスッカスカであり全くもって何もしないシナリオで驚きである。
他界した主人公くんの親友が真幌の弟であり、地縛霊として漂っていることが伏線となるのだが。
事件やイベントは何も起こらず、ただ二人を見守っていただけであった!!
おそらく全プレイヤーがポカーンとなったことでしょう。完全に数合わせ・・・。
これ幼馴染成仏編で終わっておけばよかったのでは?と思うのでした。あと2人攻略しなくてはならないのか。
確かに個別に入るまではそれなりに読めたが、個別√が雑すぎるように感じます。

雑感


  • シナリオスッカスカでダイジェストモード
    • 真幌は主人公くんの一つ上の先輩。他界した弟が主人公くんの親友であったという関係性です。この弟が地縛霊としてでてくることから、弟問題がシナリオのテーマとなるのであろうと思っていました。しかし当初から主人公くんの親友という設定にしては、過去編に全くといっていいほど登場せず、真幌との出会いも高校に入ってからであるという違和感を醸し出していました。その予感は的中し、イベントが全く起こらなかったのです。弟の死は真幌がゆるきゃらを好きだったため、修学旅行でゆるキャラグランプリを写真に収めようと別行動をしたことが原因と判明します。・・・で?判明したからなんなの??シナリオの全体像やテーマ性にまったく絡んできませんでした。また主人公くんは地縛霊のことを最後まで真幌に話しませんでした。終局部は超ウルトラスキップモードであり、あっさりと真幌先輩の受験が終わったかと思うと、真幌先輩の両親に結婚してくださいイベントをかまし、ちゃんとした社会人になってねと婉曲的に指摘されたので頑張るという展開になります。
    • その後もダイジェストモードで進み、大学受験も、大学生活も、就職活動も描かれず、プレイヤーに「こうなりましたー」と報告するだけで終わるという雑っぷり。そしてとうとう社会人となり、結婚を許可された日、はじめて地縛霊にはなしかけられた主人公くん。なんでも地縛霊は姉をよろしくと言いたかったのだが、学生時代に託してはプレッシャーになるだろうと思って言わなかった、婚約したんだから安心して姉を託せるわー、よろしくーと成仏していきます。そして遺言通りに最後まで真幌先輩に霊の存在については述べず、そのままエンドを迎えます。
    • あと二人残ってるけれど、残りのシナリオもこんな感じなら結構読むのがキツイかもしれない。一応、世間では高評価なのだから、もしかするとどんでん返しあるのかもしれない。