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1.ロシアに住む人々の生活
(1)多民族からなるロシア
(2)経済と生活の混乱をこえて
- ①1980年代末~90年代はじめ
- ②1990年代末~
- 経済的混乱がおさまり、欧米諸国などからの投資が増加 ⇒ 国内産業の発達
- 携帯電話、欧米のファッション、ショッピングモールの増加
- 地域間格差…モスクワなどヨーロッパロシアの大都市に比べ、極東ロシアを含む他地域は経済発展など大幅な遅れ。
(3)ソ連の解体とロシアの成立
- ①1922年 ソビエト社会主義共和国連邦成立 ⇒ 世界最初の社会主義国
- 遅れた農業国から重化学工業国に転身。 経済発展。強大な軍事力を保持。
- 一党支配のもとで社会が硬直化。生産意欲と効率の低下が顕著。
- 軍事技術の重工業は発達。食料、消費財の供給は不十分。
- ②1980年代半ば以降
2.極東ロシアと日本
(1)環日本海の交流に向けて
- ソ連の崩壊
- 日本と極東ロシア間の交流が深まりつつある
- 日ロ首脳会談(2003)
- 今後の極東ロシアの経済開発をめぐり協力していくことが合意
- 北方領土問題の解決など難問も残る。
(2)極東ロシアの経済を支える資源
3.自然・農業・工業
(1)ロシアの自然環境
(2)ロシアの農業
(3)工業
- ①コンビナート(ロシア語で「結合」)
- ソ連時代、広大な領土から産出される種々の資源を水運や鉄道で結びつけようとした。原料輸送で巨額の費用がかかり効率の良いものではなかった。
- ②資源と鉱産物
- ③ロシアの主な工業地域
- サンクトペテルブルク…バルト海に面する港湾・商工業都市。造船・精密の他、総合的。
- モスクワ…ロシア革命以前から工業発達。精密・電気・繊維・化学等、総合的。
- ドニエプル…ウクライナ。ドネツ炭田とクリヴォイログ鉄山。鉄鋼業中心の重化学工業。
- バクー…アゼルバイジャン。バクー油田とカスピ海沿岸の原油。石油化学。
- ヴォルガ…ロシアの母なる川であるヴォルガ川周辺。水運が発展。
- ウラル…ウラル山脈中心。種々の金属鉱石を有する。機械工業。
- カラガンダ…カザフスタン。カラガンダ炭田を背景に鉄鋼業。
- 中央アジア…世界有数の綿花生産国ウズベキスタンを中心に綿工業。
- クズネツク…クズネツク炭田。シベリア最大の工業地域。金属・機械・化学。
- アンガラ・バイカル…バイカル湖とアンガラ川周辺。製鉄・冶金(やきん)・製紙・パルプ。
- 極東…森林資源⇒パルプ、水産資源⇒食品加工。石油や天然ガスのパイプライン。