まちカドまぞく 2丁目 第7話「ひと時の休暇!!まぞくの夏祭り」の感想・レビュー

夏休み回。お祭りに行く話と夏休みの宿題についての話。
前回はシャミ桃百合エンドで最終回のようなノリでしたが心機一転?
冒頭でゾンビ系パロが挿入された後、夏休み後半戦へと突入していきます。
登校日に杏里ちゃんから濃密過ぎるとツッコミを受け普通の夏休みを模索することに。
しかし今まで桃と一緒だったシャミ子は一人でいることに違和感を抱いてしまう。
桃たちと合流した後に「しっくりくる」と実感する所が今回のクライマックス。
b-partでは夏休みの宿題をしようとしない桃の為に動物園のチケットで釣ろうとするが……
シャミ子自身が宿題を終らせることが出来ずに桃からしごかれるというオチとなる。

夏休み後半戦へ向けて

浴衣をキメて夏祭りに行くも桃の不在に「しっくり」こないシャミ子
  • お祭りへGO!
    • 6話から一週空いて第7話。6話がまるで最終回のようなノリだったこともあり、冒頭での謎のゾンビシーンにはビビります。前回までのあらすじは夏休みの登校日におけるシャミ子の絵日記で振り返ることとなり、シャミ子の友人杏里ちゃんから濃すぎるとツッコミを受けることに。杏里ちゃんのアドバイスでフツーの夏休みを過ごすススメを受けたシャミ子ですが、桃達がいないと寂寥感が生じ「しっくりこない」との感情を抱くことに。シャミ子はこれまで身体が弱くぼっち傾向だったため孤独耐性が強かったのですが、桃達とコミットし過ぎており一人の時間を持て余すようになってしまっていたというワケ。趣味であるレトロゲーも早々に切り上げバイト先へ遊びに行くも、スゲーナチュラルに労働力として駆り出されお弁当売り。こうして臨時収入をゲットし狐娘に浴衣を着せてもらってお祭りへ参戦!しかしここでもひとり夏祭りなシャミ子。これまではぼっちでも大丈夫だったのに、なぜ今はこんなにも寂しいのかと桃を求めるシャミ子の感情の機微がグッときます。桃達と合流した後にしっくりきたシャミ子の描写により桃と共依存的な関係になっていることが提示されたのでした。

 

屁理屈を捏ねて宿題をしない桃
  • 夏休みの宿題
    • 善良で真面目なシャミ子は夏休みの宿題にコツコツと取り組みますが、学力不足により全然終わりません。そんなシャミ子に対し最初からブッチするつもりである桃。夏休みの宿題など意味がないと屁理屈を捏ねる桃に対し、シャミ子は何とか宿題をさせるために餌で釣ることに。それにしても魔族であるはずのシャミ子の良い子っぷりが際立ちますね。そしてプリントを机の中でぐしゃぐしゃにする系女子の桃。桃に宿題をやらせようと漫才を繰り広げるシャミ子ですが、ここでまたもや唐突に桃の暗黒な過去がしれっと登場します。桃が孤児であったこと、桜さんが引き取ってくれたこと、桃の為に色々な所へ連れて行ってくれたこと。これを聞いたシャミ子は店長から貰っていた動物園のチケットを餌にして桃に宿題をやらせ、尚且つお出かけに連れて行くという一石二鳥を狙います。これにより桃は3日で宿題を終らせることが出来て良かったね!となるのですが……一方のシャミ子は一生懸命真摯に取り組んだのに、分からなくて全然終わらない展開となり、桃からスパルタ特訓を受けるという流れでオチになります。
真摯に取り組んだのに実力不足で宿題が終わらない展開

まちカドまぞく感想まとめ