ファインが仲間たちの熱意と理想に感化され自ら望んで勝負服を求めることができるようになる話。
イベントに参加して勝利すると花嫁衣裳を模した勝負服を作ってくれるという催しが開催される。
主役となるのはファインモーション。王族として民意や世論を吸い上げ善政に反映させようとする。
カレンチャン、イクノディクタス、ライスシャワー、ハルウララとチームを組んでイベントに参加。
見所としては腹黒カレンチャンの思惑をファインモーションが王族の思想で推量していく攻防戦。
ちょっとお使いRPG感あるのとキャラ同士が賛美し合う姿に耐えられるかでシナリオの評価が分かれそう。
王族ファインモーションが大衆イベントに参加し民意を感じ取ることで統治者として成長する話
- 最初は俯瞰的立場にいたファインがカレンチャンらに感化されていく
- イベントをクリアすると花嫁衣裳を模した勝負服を作ってくれるという催しが今年も開催。この勝負服を狙うのはカワイイカレンチャンであり、そのためにメンバー集めが行われます。カレンチャンが拘るのはカワイイ勝ち方であり、ファインモーションを筆頭にイクノ・ライス・ウララが集められます。ファイン以外は自ら勝負服を求めていましたが、ファインの動機は違います。ファインはあくまでも王族として大衆イベントに参加し、民意を汲み取ってそれを叶えようとしたのです。なんという王族思想。そんなファインはカレンチャンの思惑に疑念を感じることがあり、ファイカレの駆け引きが今回のシナリオの見所の一つとなっています。本当にカレンチャンが勝負服を求めているのだとしたら足手まといの人選であり、またイベントクリアに際しても無駄が多いとファインは判断するのです。そのため何か裏があると感じずにはいられないファインはたびたびカレンチャンに問いをぶつけるのですが、カレンチャンには独自の「カワイイ」という思想があり、それに基づいた行動原理であることを知ることになります。ファインは一見すると非合理的に見える大衆の行動の中にも、道理があることを体感していくことになります。こうしてイベントに取り組んでいるうちに他のメンバーの想いを知り、ファインも感化されていくのでした。最終場面でファインが自らの心情を吐露するところは割と良い演出。他のメンバーとは異なり最初は勝負服を望んでなどいなかったが、イベント参加により何故大衆がこんなにも花嫁衣裳の勝負服を求めるのかを知るようになったと述べていくシーンはファインの王族らしさが表現されています。一方でファインの王族的思考による俯瞰的な視点は、結局のところ上から目線であり、ウララやライスの無邪気さが観察対象のようになってしまっているかのようにも感じられてしまいました。
国際問題不可避#ウマ娘 #ファインモーション pic.twitter.com/BcGZYAyauU
— 球体X (@Kyutai_X) 2022年5月29日
今回のストーリーイベントのメインを張ったファインとカレンの個別シナリオはコチラ