【感想】連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ 第3話「優しい灯り」を見た。

リュドミラアイラ回。PTSDにより武器を使えなくなったアイラが後輩に八つ当たりをする話。
音楽隊のメンバーが揃い元からいた古参3人がそれぞれ分担して追加組を指導することになる。
だがリーダーのアイラは音楽の指導をせず、体力づくりと称して軍事教練ばかり施していた。
その無理が生じて飛行技能が不得手なマリアは教練中に意識を失ってしまうのであった。
リュドミラはアイラのファンであり崇拝視していたのだがその理不尽さに反発してしまう。
アイラの頑なさを解きほぐし、リュドミラ他音楽隊メンバーと和解させることが今回の見どころ。
あと3話にして若干作画崩壊気味であり時々キャラの顔がテキトーになりがちなのが目についた。

実力者でありながらPTSDにより後方送りにされたアイラが自己の境遇を受け入れられるようになるまで

音楽隊の後輩に軍事教練を施し倒れさせてしまうアイラ

今回はリュドミラアイラ回。アイラのファンであり様付けで呼んでいたリュドミラが、アイラの本質を知るところから始まります。アイラはかつて前線に立っており、今でもウィッチは軍隊で活躍するものという固定観念に囚われていました。アイラはPTSDで武器を使えなくなったため後方送りにされ、そこで音楽をやることになります。しかしながら前線への想いは燻ぶり続けていました。音楽隊が結成されると古参のリーダーとして追加加入組を指導する立場になりますが、後輩への指導は苛烈を極めます。自分の担当になったリュドミラとマリアに対して、音楽の指導ではなく体力づくりと称して軍事教練を課すのです。射撃に難はあるものの飛行技術はそれなりであるリュドミラは鬼のしごきについていくも、飛行が苦手なマリアはとうとう飛行中に意識を失ってしまいます。憧れのヒトの理不尽なしごきに対して友達想いのリュドミラは反発。二人の仲は気まずいものに。

アイラとリュドミラの対立をジニーが歌で解消させる

この二人を和解させ、アイラの心を解きほぐすことになるのが村人との音楽交流。今回ウィッチたちは村へ繰り出しそこで練習を重ねることで村人と交流し音楽隊として認知されていきます。その下地があったため、アイラは村で音楽が求められていることを知ったのでした。アイラは村の子供にせがまれて一曲披露することになります。アイラが独唱していると、そこにジニーちゃんがリュドミラと共に参戦。三人で歌声を響かせることで絆を深めるのでした。こうして前線に立ち戦うことに固執していたアイラはついに何か吹っ切れます。今まできちんと向き合えてこなかった音楽に向き合えるようになり、音楽隊のリーダーであるという自覚も芽生えたのでした。きっとこれからのシナリオではジニーを軸にして落ちこぼれたちがトラウマを解消していき本当の音楽隊になることが描かれるんだろうな。そして最後はジニー自身が持つトラウマがメンバーたちによって解消されると綺麗。

今回のチーム分け
アイラのPTSD従軍看護婦だったサブリーダー
今回のフミカネ絵

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