【感想】リコリス・リコイル 第1話「Easy does it」を見た。

成果主義者で組織の評価を存在証明とする少女がトカゲの尻尾切りにあう話。
黒髪クーデレ少女は銃撃戦において人質を無視し銃をぶっ放して問題を解決する。
本人は合理的と称して飄々としていたが、評価は芳しくなく左遷されることに。
クーデレは不本意であることを隠さないが、そもそも論として彼女の責任問題ですらなかった。
秘密取引はその時点でもう既に終わっており組織の作戦自体が時すでに遅しだったのだ。
それ故組織は失敗を隠蔽するためにクーデレをスケープゴートにしたのである。
だが何も知らないクーデレは左遷先で成果を上げて元の部署に戻ることに固執する。

ガチガチのビューロクラシー組織から小回りの利く小規模業者へ

自らの射撃の腕前を過信し人質がいてもブッパしちゃう黒髪クール系女子

元々組織内で凄腕のエリートとして活躍していたボブ子。だが組織の考え方に反発したためか、現在は小規模事業者で雑務に励んでいた。そんな小規模業者に新しく加わったのが黒髪クーデレ少女。彼女は組織から左遷されて小規模業者に流れて来たのである。クーデレにしてみればこの左遷は不本意なものであり、早く結果を上げて組織に戻ることを熱望していた。組織からクーデレはボブ子を凄腕エリートと聞いており、どれほど凄い事をやるのかと眼差しを向けていたのだが……ボブ子がやっていることは単なる雑用に過ぎなかった。そのため最初の期待値と反比例してボブ子を疑いの目で見るようになる。

だが、とあるストーカー事件を契機に黒髪はボブ子を見直すことになる。ストーカーに狙われていると述べる女性がSNSにupした写真には偶然銃の取引現場が映っていた。すなわちストーカーと思っていた奴はチンピラヤクザだったのだ。ボブ子は護衛をクーデレに託し準備のため一旦離れるが、クーデレは護衛対象をわざと捕えさせ犯人を皆殺しにしようと試みる。またしても人質ガン無視で銃をぶっ放すクーデレ。そんなクーデレに対し、ボブ子は相手を殺すことなく制圧してみせるのであった。ボブ子の手腕を目の前にしたクーデレは、彼女の実力を認めざるを得ない。ボブ子が組織を抜ける事になった過去の事件が伏線として張られており過去回収があることは必至。ボブ子がどのように転向することとなったのかがきちんと描かれるといいな!

左遷され思ってたんと違うとブー垂れる少女
彼岸花と銃
優秀でエリートのボブ子が何故下請け業者に身をやつしたのか

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