メイドインアビスの原作者が「ろうそくみたいできれいだね」と言ってたので見てみた。
身体機能拡張技術の研究機関が軍需企業に買収され、技術が軍事転用されてしまったという話。
この拡張技術を使って巨大な機械を動かすには大きな反動があり、生命倫理的に問題視される。
また敵対組織も多く最終的にこの研究機関切り捨てられ、殲滅の危機に晒される。
奇しくも主人公の幼女エリクト・サマヤの4歳の誕生日に研究機関は襲撃されてしまった。
だがこの時誰も動かせなかった巨大機械をエリクトが動かすことに成功、敵機3体を一掃する。
この時にエリクトが述べた台詞が「ろうそくみたいできれいだね」であった。
その後敵の主力機にエリクト機も落とされそうになるが父親が特攻して母娘は命を免れる。
ありがとうマアアさん…
— つくしあきひと (@tukushiA) 2022年9月28日
そしたらみんなも見ような。水星の魔女。
ろうそくみたいできれいだね。
ハッピーバースデーの歌を歌いながら父が自らの命と引き換えに4本目のろうそくとなる姿は衝撃的
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- 純粋無垢なる少女のプリミティブな無邪気さ
- 主人公は4歳児の幼女エリクト・サマヤ。身体機能拡張技術を研究する機関に勤務する両親を持ち宇宙空間で暮らしていた。この身体機能拡張技術は人間が宇宙空間に進出するにあたって必要となるものであったが、軍需企業により軍事転用されることになる。この拡張技術を大型機械にリンクさせて力を引き出して動かそうというものであった。だが反動は大きく、生命倫理上問題視されるようになっていく。幼女の母は技術の被験者であり父は技術者であり実験に邁進していたが、ついに研究機関は企業に切り捨てられてしまう。
- 残党狩りが行われ研究機関で働いていた人々は次々に抹殺されていく。襲撃時、エリクトは偶々実験機体に乗りこんでいたため、母親と共に脱出に成功する。誰も動かせなかった実験機を何故エリクトが動かせたのかは不明だが、タッチパネルとターゲットをロックオンすると敵機体3機を簡単に葬り去り「ろうそくみたいできれいだね」と発言するのである。純粋無垢な幼女は他意も無くただ単に綺麗だと思ったのであろう。母親は自分でも動かせずに忸怩たる思いをした実験機を娘があっけなく動かせただけでなく簡単に敵を倒してしまったことに驚きを隠せない。
- だが間髪入れずに敵主力機が襲い掛かってくる。この手練れに対して万事休すとなるが、旧機を駆る父親が乱入し特攻を仕掛ける。身体機能拡張技術の反動を受け命を削りながら奮戦する父親は最後に娘の為にハッピーバースデーを歌いながら死んでいく。こうして父親は4本目のろうそくになったのだ。母と娘は逃げ切ることができたが、父の死に際しても満面の笑みでハッピーバースデーを歌い続けるエリクト。この後、死生観を理解できるようになったらトラウマ半端なくなりそう。
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