【巡検】十勝・日高地方を走る(襟裳岬に行きたくなっただけ)

先週宗谷岬に行ったので、襟裳岬にでも行くかという気分になり出かける。
太平洋沿岸を中心に車を転がしながらブラブラと道の駅のスタンプを回収。
期せずして途中から『よりもい』と『ウマ娘』の聖地巡礼チックになった。
最終的に襟裳岬を経て道の駅「みついし」まで行って引き返してきた。
帰路、道の駅「ガーデンスパ十勝温泉」が21時までなので寄ろうとしたが5分の差で閉館となる。
欲をかいて失敗する良い事例であるし、この後も高速を使えばかなり短縮して帰れたとおもう。

道の駅「しらぬか恋問」(白糠郡白糠町恋問3-3-1)

釧路管内の太平洋沿岸の西端にある。海に面している道の駅のためか海産物が豊富。店の中に魚用の大きな水槽というかプールみたいな容器がある。見晴台が設置されているので、海を眺めてきた。荒れ狂う太平洋の波しぶきを見るのもオツなものである。

しらぬか恋問

道の駅「うらほろ」(十勝郡浦幌町字北16-3)

ログハウス風の道の駅。木造感溢れる小さい道の駅である。大福が有名らしいのだが、ニューヨーカーサンドなるものを激推しされ購入することとなった。周囲には小高い丘があり、道の駅を見下ろすことができる。

うらほろ

幸福駅

「愛の国から幸福へ」でブームになった旧国鉄広尾線の駅跡。観光地化されている。『北へ。』の原田明理√で行った記憶があるので、ついでに立ち寄った。幸福駅によったのだから愛国駅にも行くべきだったのかもしれないが、行かずにスルーしてしまった。

幸福駅

道の駅「なかさつない」(河西郡中札内村大通南7-14)

割と広い敷地内にある道の駅。道の駅の他にも露店のようなレストランのようなオープンテラスで食事を取るスペースがあったり、歴史的建造物を蕎麦屋として活用している店があったり豆の普及を目指した資料館があったりした。歌碑があり、その内容は「土地というものは神の物であったり動物の物であったり人間のものであったりするが、原生林を切り開き耕してこそ人間の食べられるものが生える土地になるのだ」といったものだがなぜだか印象に残った。

なかさつない

道の駅「さらべつ」(河西郡更別村字弘和464-1)

すももを使用した特産品で有名な道の駅。だが目の前に飛び込んで来るのはポテトの文字。ここでは初めて十勝とウマ娘のコラボを見た。日高地方はウマ娘とコラボラリーやっているの知ってたけど十勝は初見。十勝はなんと「ばんえい競馬」とウマ娘をコラボさせており、なぜかRTTTのイメージ図が利用されていた。RTTTのキャラってばんえい競馬してたっけ?と思いつつも、そういえば輓馬のウマ娘の二次創作があったことをうっすらと思い出した。

さらべつ

道の駅「忠類」(中川郡幕別町忠類白銀町384-12)

ナウマンゾウが発見されたことで有名な忠類の道の駅。隣接施設に忠類ナウマンゾウ記念館があり、発掘当時の様子を紹介している。せっかくなので入館(JAF割引で200円)。百姓貴族で有名な荒川先生のメッセージが寄せられていた。農道開削の時に偶然発見されたもので、当時の測量助手をしていた若者がナウマンゾウの骨であると確信したことから、発掘が始まったとのこと。当時は村を挙げての大騒動となったらしい。ナウマンゾウは南から、マンモスゾウは北から日本列島にやってきたが、北海道のナウマンゾウは本州から渡ってきたもの。(※北海道博物館では北と南の出会いというタイトルで2種類の像を展示している)

忠類

道の駅「コスモール大樹」(広尾郡大樹町西本通98)

Aコープに隣接している道の駅。コスモは本当に宇宙を意味していて、下町ロケットならぬ民間でのロケット開発に力を入れているとのこと。ロケット打ち上げモノというと『あの晴れわたる空より高く』が想起されてしまうね。エアコンが効いておりwi-fiがあるためか地元中学生たちの溜まり場となっていた。

コスモール大樹

十勝港

なんと偶然砕氷艦「しらせ」が十勝港に寄港し一般公開されていることを知る。これは『よりもい』民としては見逃せない!ということで、十勝港へ寄る。十勝そのものは『よりもい』とは全く関係なく、作中で主人公たちが「しらせ」を見に行ったのは広島である。だが「しらせ」に乗って、その内部を見ることができたのは僥倖と言えよう。例の如く『よりもい』で見た!と思いながら、「しらせ」を堪能した。

十勝港と砕氷艦「しらせ」

襟裳岬

日高山脈が太平洋へ沈み込んでいるという学びを得た。沖合で寒流と暖流がぶつかり合うため、霧が発生しやすいとのことで灯台があった。また襟裳岬日高管内にあるため、ウマ娘とのコラボ地であり、マチカネタンホイザグラスワンダーのパネルが置いてあった。個人的に興味深かったのが植林事業であり、沿岸部の森林を伐採し尽くしたため深刻な砂漠化が進展していたことが興味深かった。その後、砂漠化を防ぐために植林が始まり、今では再生されているが、その苦労の歴史が人間の業の深さとかを感じ取ることができる。

襟裳岬

道の駅「みついし」(日高郡新ひだか町三石鳧舞161-2)

三石海浜公園の中にある道の駅。ログハウス的な建物が立ち並ぶキャンプ場があり、チャシを思わせる小高い丘から太平洋が見渡せる。道の駅の隣接施設にはレストランとホテルがある。この道の駅はウマ娘とコラボしており、オグリキャップのパネルが置いてあった。ここで初めて日高のウマ娘パネルラリーのパンフレットを入手し、襟裳岬から道の駅「みついし」の間にパネルを置いてある施設があり、いくつも素通りしてきたことが判明したのであった。

みついし