ウマ娘「ダイタクヘリオス」シナリオの感想・レビュー

どのウマ娘にもスカウトを断られ続け、担当を持てずにいたトレーナーがパリピになる話。
新人でまだ業績が皆無なトレーナーはウマ娘たちから信用を得られず途方に暮れていた。
担当を持つのには経験が必要なのに、経験が無ければ担当を持てないとかいう矛盾。
そんなトレーナーに声をかけてくれたのが陽気なウマ娘ダイタクヘリオスだった。
だが彼女の人物像を知らないトレーナーは二つ返事をせず交際する中で性質を見極めていく。
そしてトレーナーはヘリオスに本当のレースを教えるためパリピ系DJテンアゲ走法を伝授するのだ!
こうしてレースというものを知ったヘリオスはトレーナーとパリピ道を邁進していく。

ダイタクヘリオスのキャラクター表現とフラグ生成過程

ウマ娘たちに契約を断られ続けるトレーナーに目を付けたヘリオス
  • 頼りない感じのペーペーなトレーナーを救うのが陽気なパリピウマ娘
    • 今回のトレーナーは真面目だけれど頼りなさそうでウマ娘から舐められているトレーナー。同期トレは皆担当がついたため、一人だけ担当がいないこともあり焦燥感を抱く。だが焦って声をかけまくっているような人間がどう見えるかは確定的に明らかであり、ますます断られまくり孤独を深めていった。そんなトレーナーの救いとなるのがダイタクヘリオス。なんと彼女は自分がなってあげると言ってきて、トレーナーが嫌なら別にいいよ~とも言ってくれる。ギャル言葉で。トレーナーにとっては渡りに船だったのであるが、まだヘリオスがどんな人物であるのか分からない。きちんと交際をした上で専属となるかどうか決めようと真摯に接していく。ここでヘリオスはオグリ・ヤエノ・バンブーらとレースを開催したり、トレーナーをおんぶして走ったり、トレーナーを併走に付き合わせたりする。こうしてヘリオスが本当に裏表無く天性の陽気さを振る舞っているのだと知る。ヘリオスの人物像を把握したトレーナーは今度は自分が試されるべきだと考える。自分の役目を果たした上で、ヘリオスからきちんと専属として選ばれようと言うのだ。これまでヘリオスは本当に何も考えずに唯々楽しいから走るだけであった。そんなヘリオスにレースを教えなければならない。ではトレーナーが取った方法とは!?それはパリピ系DJ走法であった。DJは周囲の空気を読んで曲を流し場をコントロールする。ヘリオスはDJとしても一流であったのでそれをレースに生かさない手はあるまいて。ヘリオスはレース戦略にDJ理論を取り入れ、周囲の空気をコントロールしたレース展開に及び勝利する。ヘリオス実は地頭は物すごく良い説。こうしてヘリオスも心からトレーナーと信頼関係を結び、専属契約に至る。

  • トレーナー、ヘリオスを理解するためパリピになる
    • フラグ成立後、トレーナーはヘリオスへの理解を深めるためにパリピになる決意をする。ヘリオスと共にウェ~イと叫び、一緒にDJまでするのである。自分には興味の無いことでも、担当がどんなことに興味を持っているのかは重要だ。だがそれだとその対象に対してつまらないのに付き合いでやっているという「冒涜」になる。だがここでトレーナーは心からパリピになっていくのである。それが発揮されるのが夏合宿の時。ヘリオスが音頭をとってフェスの開催を目論み準備をしていた。お祭り野郎が先頭に立った方が皆は走ったのである。俺はやるぜ俺はやるぜ→そうかやるのか→やるならやらねば!の理論。だが頑張るヘリオスは途中で熱中症になり倒れてしまう。それを気にするヘリオスは無理を押そうとするのだが頭痛が止まらない。それを見たトレーナーは何とヘリオスの代わりに自分がフェスの企画準備実行を行うのである。トレーナーの獅子奮迅でフェスは大盛況。ヘリオスも治って一緒にウェ~イ。最後は二人で花火を見て花火ウェ~イエンドとなる。
ヘリオスにホントウのレースというものをDJに例えて教える
DJ走法がハマり無類の強さを身に付けたヘリオス
ヘリオスルビー
ヘリオスはまるで自分の男かの様にトレを紹介する
熱中症になってしまうヘリオス
パリピになったトレはヘリオスとウェ~イエンド



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