勤務中にスマホで見た「米国ニキたちが肉塊を焼いて喜ぶ動画」で頭がいっぱいになる話。
もちづきさんは勤務態度良好なOLだが時には仕事中にスマホで動画を見ることもある。
だがその動画内容が運の尽き。日本では食べられない米国製の肉塊にUSA!!USA!!する。
そうなればもうオシマイであり、資料作りにも煩悩が炸裂!食欲塗れの文面になってしまう。
仕事を諦めたもちづきさんは資料作りを放棄。明日やればいいやとカレー屋でドカ食いに走る。
だがここでも動画の肉塊が頭から離れず、カレーのトッピングでも肉塊を求めてしまうのだ。
そんな時ちょうど欲求にこたえるメニューが登場!それが今回の企業案件というワケさ。
もちづきさんは肉塊カレーを貪りちらかし大トッピング祭まで敢行するのであった!!
でも多分国内で食べられないよね?こういうデカ肉
今回のテーマはとにかく「肉」。もちづきさんは勤務中にスマホで動画を見てしまう。その動画とは米国ニキたちが巨大な肉塊を焼いて喜ぶ動画であった。USA!USA!と叫ぶ様子はまさにDVD!DVD!である。ひとたび肉塊で頭がいっぱいになると、もうオシマイさ。肉塊に囚われる余り肉のことしか考えられなくなる。脳内の血糖値を絞り尽くして作り上げた資料も肉欲塗れの文面になってしまい、もちづきさんは絶望する。そんな時はさっさと帰るに限る。何も考えられなくなったもちづきさんはそのままカレー屋に吸い込まれていく。低血糖による思考力低下はトッピング全部載せを思いついてしまう程であったが……それでも肉塊は頭から離れなかった。もちづきさんはもう肉塊を食らうことでしか己を満足させることができなかったのである。
そんなもちづきさんが目にしたメニューが今回の企業案件。巨大な肉塊がぶち込まれたカレーであった。1962キロカロリーもの猛威を振るう肉塊カレーをもとづきさんは貪り食らっていく。チーズ&肉塊の組み合わせに舌鼓を打ち、さらなるオリジナルの組み合わせを思いつく。なんと追加で半熟卵×3を注文しルール無用の領域に突入する!こうしてもちづきさんは勤務中に動画を見てからずっと囚われていた肉塊を貪るという欲望を満たすことができたのである!!「見てるかい海外の兄貴たち…AmazingはCoCoにあったぞ……!!」と言葉選びのチョイスも作者の文学性を感じさせる!だが彼女はとどまることを知らなかった!な、なんと何回でもアレンジできると息巻き様々なサイドメニューと共に肉塊を楽しむのであった!