【感想】水星の魔女 第21話「今、できることを」

巨大宇宙要塞でプロスペラママンがクワゼロするのを防ぐため、スレッタがガンダムに乗る決意をする話。
ミオリネが精神崩壊を続ける一方で覚醒したスレッタは今できる事として災害救援業務に精を出す。
温室で栽培していた冷凍トマトを開放して配給し嘆くばかりの生徒たちを励ましていく。
そんなスレッタに宇宙議会とプロスペラママンの後輩が接触し、クワゼロを止めてくれと接触してくる。
ここでスレッタは自分がエリクトのリプリチャイルドであり母に何を言っても止められないと述べる。
だがパーメット使用製品を支配下に置くクワゼロの力はあまりにも甚大で宇宙議会の艦隊は全滅する。
言葉で止められないならガンダムしかない。
これまでリスク無しでエアリアルに乗ってきたスレッタだが別の強そうな名前のガンダムに乗る決意をする。

地獄を乗り越え覚醒したスレッタと綺麗事を並び立て精神崩壊する事しか出来ないミオリネ

精神崩壊を続けるミオリネ
  • ラスボス超巨大宇宙要塞の登場と母と対決する覚悟を決めガンダムに乗ることにしたスレッタ
    • 地球が燃え、学園が燃え、自分の責任だと思いめるミオリネは精神崩壊を続ける。一方でスレッタは強かに生き延びており、災害ボランティアに精を出していた。ステージは直接的な救援から難民キャンプを生き延びる段階へと変わり、無為に時を過ごす学生たちは不満を垂れ流すばかりであった。だがスレッタはいち早く立ち直り自分の出来る仕事を見つけ、ミオリネ農場から冷凍トマトを開放すると学生たちに配り始める。久しぶりの野菜に生徒たちは舌鼓を打ちフレッシュトマト味を楽しむ。そんなトマト配りの少女スレッタの所へ議会のお偉さんとママンの後輩がやってきた。何でもプロスペラの野望を止めて欲しいのだと言う。クワゼロ計画はパーメットを使用している製品を全て支配下に置くことができ、最大級のピンチであった。プロスペラママンを捕まえに行った議会の艦隊はクワゼロされてしまいあっという間に殲滅されてしまうのであった。
    • スレッタはお偉方の期待に応えられないと述べる。なぜならスレッタはママンの本当の子どもじゃないから。ここから皆に明かされるスレッタの過去。ママンにとって実子はエリクトだけであり、水星に落ち延びた際に肉体的に限界を迎えたためエアリアルの中だけで生きられるデータ上の存在となった。スレッタはエリクトの遺伝子から作られたリプリチャイルドであり、エリクトが復活するまでのつなぎ。だから代替品に過ぎない自分がママンにやめてと言っても華麗にスルーされるだけだと。そんなスレッタにさらにむごい要請が来る。言葉で止められないならガンダムしかないと。なんと何かすごく強そうな名前のガンダムが開発されておりスレッタにそれに乗れと言うのであった。これまでスレッタはパーメットスコアの危険性無しにガンダムに乗っていた。言うなれば他の人が命を差し出してガンダムに乗っていたのに一人だけチートだったのである。その報いを受ける時が来た。腹を括ったスレッタはガンダムに乗る決意をし、地球寮の皆もスレッタを一人にしないと艦隊に乗り込む。いよいよラスボスバトルの幕が切って下ろされる中、ミオリネは艦隊殲滅によりさらに精神崩壊を深めており、そこへ闇落ちしてミオリネ殺すマンになったラウダくんが向かうという構図になった。これラウダくんによってミオリネ復活フラグになるのか?
フレッシュトマトを配るスレッタ
リプリチャイルドであることを語り始めるスレッタ
プロスペラママンにとって大切なのはエリクトだけ!とスレッタは思っている
何かカッコいい名前の破壊兵器系ガンダムに乗ることになったスレッタ
クワゼロにより宇宙議会艦隊が殲滅されますますミオリネは精神崩壊

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