ブルーアーカイブ「里浜ウミカ」絆ストーリーの感想・レビュー

お祭り大好きヲタクの田舎出身少女が先生のためだけにお祭りを開催する話。
里浜ウミカは田舎出身の女の子。娯楽がお祭りくらいしかなく、それを待ち望んでいた。
成長するにつれウミカは誰よりも積極的にお祭りの準備をするお祭りヲタクになっていった。
進学後、お祭り委員会に所属したウミカは多忙な毎日を過ごしながらも充実していた。
そんな中、先生が仕事のためになかなかお祭りに参加できないことを知ることになる。
ウミカは先生のためだけの「先生お祭り」を企画し、その準備に勤しみ、実行する。
自分が考えた様々な屋台を先生に説明し堪能してもらおうとするウミカはウキウキが止まらない。
最後は先生のためだけの打ち上げ花火を見ながら、隣に座り、肩を寄せ合うエンドとなる。

里浜ウミカのキャラクター表現とフラグ生成過程

ウミカがお祭りを好きな理由

里浜ウミカはお祭りが大好きなお祭りヲタクの少女。ヲタク特有の自分の専門領域の話になると、相手の反応を見ずに早口で喋り散らかすため、黙っていれば美人という設定が与えられている。彼女の絆ストーリーではなぜそこまでお祭り好きになったかが描かれることとなる。ウミカの出身は田舎であり、娯楽もあまりなく、年に数回開かれるお祭りだけが楽しみであったのだとか。そんなウミカは誰よりもお祭りを待ち遠しくなり、誰よりも積極的に準備をするようになっていった。進学を機に都会に出て来たが、お祭り運営委員会に所属し、忙しいながらも充実した毎日を過ごすようになる。だが大きなイベントを企画する際には利権団体や中間搾取という現実もあり、時々曇ったり愚痴が出たりもするのであった。
 

ウミカ過去。なぜそんなにお祭りが好きになったのか。

お祭りの話題になるとマシンガントークしがちなウミカは相手をドン引きさせることが多かったため、理解者は少なかった。そのため自分の趣味を肯定してくれる先生によく懐いており、先生を見かけると目を輝かせてながらハイテンションになる。千雪さんの持ちネタである「わぁ、牛丼」のオマージュも披露してくれるぞ!そんなウミカだが、先生が仕事に忙殺されてなかなかお祭りに行けない事を知ると、先生だけのお祭りを企画する。その名も「先生お祭り」である。資材準備や搬入経路からお祭りの開催を魑魅一座に嗅ぎつけられた時には、過剰なまでに反発する対応を取るのも御愛嬌である(御愛嬌なのかな?)。
 

ヲタクにありがちなマシンガントーク

そしてサプライズ当日、先生をバイト先に呼び出したウミカは二人だけのお祭りを開催する。ウミカは先生がバイト先で注文するメニューの傾向から、その好みを把握しており、先生だけにカスタマイズした屋台の出し物を提供してくれるのである。実にその種類は豊富であり、先生も途中で恥ずかしくなってしまう程、ウミカの想いが込められていたんのである。ラストは先生と共に夜空を見上げ、打ち上げ花火を堪能する。先生の隣に座っても良いですか?と距離感を詰めて来るウミカは自分のおもてなしで先生が喜んでくれた幸せを噛みしめながら、肩を寄せ合い夜を過ごすのであった。

先生のためだけの、二人きりのお祭りを開催するウミカ
ウミカ、先生と二人きりのお祭りを堪能する