ユキに手編みのマフラーを作ったら級友が羨んだため編物指導をすることになったまゆの話。
かつてコミュ障であったことから一人で出来る手芸を好み編物スキルが上がった猫屋敷まゆ。
今はそのスキルを用いて人々と繋がり、関係性を構築していくという様式美が提示される。
尚且つ敵幹部に対しても気ぶリリアンを発現させ、ガオウ×ザクロのカップリングを後押し。
まさに結んで紡いでつながる世界のキュアリリアン。カプ厨がラスボス攻略のきっかけであった。
一方、崩し字辞典を駆使して古文書の翻刻を成し遂げた悟くんはガオウの過去を知ることに。
このことが和解フラグを加速させ、ガオウのことを理解したいと思わせることになる。
かつてぼっち時代に身に着けた手芸スキルが、現在はコミュニケーションの手段となって猫屋敷を支えているんだ!
今回のメインは猫屋敷まゆ。かつて彼女は根暗コミュ障ぼっちであったが、徐々に対人関係を克服していった。これまではぼっちだったが故に手芸に長じて編物が上手くなったが、今はそのスキルを用いてクラスメイトたちに教えることができるのだ。かつての積み重ねがあったからこそ現在の自分がある。皆大好き黒歴史が光になるよ展開だ!
また猫屋敷まゆはカプ厨であり、さといろを成立させるために気ぶリリアンムーブを醸し出してきた。さといろがカップルになった後は、カプ厨を周辺にまで広めていく。敵幹部のザクロがラスボスのガオウに恋心を抱いており、手編みのマフラーを渡したいことを察すると、やり手ババアの如く世話焼きを始めるのであった。ザクロは一瞬靡きかけるもあくまでもガオウ擁護派であり戦闘開始。バトルではリリアンネットが裂かれてしまいショックを受けるが何度でも紡ぎ直して浄化に成功する。
そしてザクロが惚気で語ったことからガオウが慈悲深く愛情をもって接する人物像だと判明。なぜそのような名君が街を破壊し人類を滅ぼそうとするのか。その理由の一端として悟くんが翻刻した古文書がヒントに!!なんと、かつてガオウは昴とかいう人物と友情を育んでいたが、村人たちに迫害される目にあったのだとか。裏切りと憎しみに染まるガオウをどのように和解に導くのか!?次回は老犬回であり、人間と犬の寿命さという深刻なテーマを扱いそう。