にじよん あにめーしょん 第7話「高慢系コミュ症ぼっち少女ランジュちゃん介護の巻」の感想・レビュー

アニガサキ二期では高慢なランジュの自尊心を破壊することが一種のテーマとなっていました。
ファンとの交流を馴れ合いとして嫌い自分が一方的に与える存在であるという思想だったのです。
ファンは自分を崇拝するだけで良いと考えるランジュが他者と仲良くなれるわけがなく孤立を深めます。
ランジュにワカラセを行い頑なな心を解きほぐすのが同好会メンバーであり最後は改心するのです。
それ故、ランジュはコミュ障扱いされることが多く、今回もランジュのぼっちっぷりが描かれます。
寂しそうなランジュを見てミアと栞子が動こうとしますが他のメンバーの介護が入りハッピーエンド!

にじよんでも弄られてしまうランジュちゃんのコミュ障ぼっち属性

トランプなのに一人遊びしか提案しなかったりババ抜きで自らババを引いたと宣言しゲームを台無しにしたりする
  • 自尊心高すぎ系我儘高慢系コミュ障ぼっち
    • アニガサキ二期はスクールアイドル同好会を否定してくるランジュちゃんが敵として立ちはだかります。ランジュちゃんの考えでは、アイドルは一方的にファンに与える存在であり、ファンとの交流は馴れ合いであり、ファンは自分を崇拝するだけの装置であるという思想を抱いていたのです。そんなランジュちゃんに団結することの尊さやファンと一緒にライブを創り上げていくことを示してワカラセを行うことがアニガサキ二期のテーマでした。そのためランジュちゃんは次第に孤独を深めていき、自分の仲間だと思っていたミアや栞子ですらスクールアイドル同好会の手に堕ちます。そして最後は精神崩壊。そんなランジュちゃんに手を差し伸べるのが同好会メンバーであり、ランジュちゃんは改心したというのが大きな流れとなっていました。
    • それ故、一部のネットミームでは「ランジュ曇らせ」が流行し、ランジュが酷い目に遭うファンアートがたくさん描かれました。その影響を受けたためか、今回のランジュ回も彼女のぼっちっぷりの片鱗を窺わせるものとなっています。具体的には、トランプ遊びをするのに一人で出来るゲームしか提案しなかったり、ババ抜きをしているのに自らババを引いたなどと公言して遊びを台無しにしてしまう振る舞いをするなどといったことから読み取れます。そしてババが最後まで残ったランジュちゃんは自らの振る舞いを棚に上げその孤独を噛みしめるのですが、にじよんは優しいセカイなので介護が発生。りなあい&侑の活躍でもう1枚ババを揃えてランジュを上がらせてあげるのです。この時、本来の介護要員であるミアと栞子も動こうとするのですが、その前にりなあい侑が動いたことで、同好会に入りランジュに新しい絆が生まれていることが表現されたのでした。
ランジュ曇らせとそれに気づくミア&栞子
ランジュちゃん介護と優しいセカイ

関連

にじよん あにめーしょん感想まとめ


1期 幼馴染百合

2期 各話ごとの感想まとめ