ブルーアーカイブ「桐藤ナギサ」絆ストーリーの感想・レビュー

学園の頂点に君臨する権力者であり優雅を自認するナギサのポンコツさが描かれる話。
メインストーリーではヒフミとの友情をお友達ごっことあしらわれ精神崩壊したナギサ。
絆ストーリーでもそのポンコツっぷりが存分に描かれていくことになる(寧ろそれしかない)。
午後ティー・マカロンぶち込み・昆布出汁・ぼっちでホールケーキとよりどりみどりである。
ギャップ萌え一辺倒ではなく、もう少しナギサ自身の魅力を描いてあげてもよかったのでは?
(バレンタインでは少し報われ、政治的立ち位置を気にしながらも先生に「個人」として見て貰える)

桐藤ナギサのキャラクター表現とフラグ生成過程

午後ティーを飲んで体調不良になるナギサ
  • ポンコツさしか描かれないのは、少し可哀想
    • 桐藤ナギサはトリニティ総合学園のトップの一人として君臨する高貴さ漂う優雅なお嬢様。だがしかし作中では不遇な扱いが描かれることが多く、ナギ虐として演出されることが多い。メインストーリーでも勝手にファビョって疑心暗鬼になった結果、たった一人の友達であるヒフミを疑った挙句、最後にはその関係性を「お友達ごっこ」とあしらわれ精神崩壊してしまった。ヒフミの伝言として残された「あはは……えっと、それなりに楽しかったですよ。ナギサ様とのお友達ごっこ」に脳が破壊されてしまったのである。
    • このナギサ様ポンコツは一種のミームとなり、絆ストーリーにも反映されるきっかけになってしまった。先生から貰った午後ティーを甘すぎて不味いと言い出せず、腹がタポタポになるまで午後ティーしてしまうナギサ。トリニティの生徒の言葉遣いが乱れていると言いながら、口が裂けるまでマカロンをぶち込んでやるとブチギレてしまうナギサ…。お茶会でコンブチャではなく昆布を用意してしまい、その出汁を振る舞うナギサ…。メモロビはこの昆布出汁が題材とされており、折角のイベントスチルさえ昆布の事しか語っておらず、ナギサポンコツが演出される。他の生徒たちは可愛らしい一面が描かれるのに対し、ナギサは昆布である。流石にこれはちょっと可哀想。ポンコツ一辺倒ではなくもっとナギサ様の可愛さを表現できなかったのだろうか。
    • そして最後はホールケーキイベントによりナギサ様に友達がいなくてぼっちであることが浮き彫りにされてしまう。先生がお昼ごはんにチョココロネを買い逃しトボトボと歩いていると、パンが無ければケーキを食べればいいじゃないと先生を誘ってくるのである。ナギサ曰く、お茶会が延期になってしまったので、折角用意したホールケーキを一緒に食べてくれる人を探していたのだとか……。ナギサよ、その選択肢の最初に先生が来るのかい?先生がいなかったらナギサはひとりでホールケーキを食べたのだろうか?と様々な想いがよぎってしまったのであった。
優雅で気品のある言葉遣いを推奨しておきながらマカロンぶち込みとか言っちゃって墓穴を掘るナギサ
コンブチャを入れようとして昆布出汁を取りしかも誤魔化そうとする女
ナギサ=昆布だしが成立した伝説のイベントスチルである
トモダチがいなくて先生がいなければ一人でホールケーキを食べるしかなかったナギサ

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