特殊任務に生きてきた少女がその役割を喪失したため自分の人生の意義を探すことになる話。
飛鳥馬トキは特殊訓練を受け仕事に生きてきたが自分のアイデンティティを失ってしまう。
そのため先生へ奉仕していたが学園からこれまで免除されていた教育課程を受けるようお達しが来る。
こうして飛鳥馬トキは慣れないカリキュラムを受講し、フツーの高校生に回帰していく。
先生は仕事漬けであったトキに趣味を見つけようと奮戦するが、ピンと来るものは無かった。
寧ろ「好き」と向き合った時、トキはそれが先生だと気付き、またしても趣味:先生のヒロインが爆誕した。
(サクラコ√もお祈り以外の趣味を見つけようとして趣味「先生」であることに気付くことがテーマだった)
飛鳥馬トキのキャラクター表現とフラグ生成過程


- 任務や仕事がレゾンデートルだった少女が自分の人生を探すことになった。
- 飛鳥馬トキは自己のアイデンティティを喪失していた。これまでは仕事や任務に生きればよかったが、それを失い、自分と向き合わなければならなくなったのだ。そんなわけでトキは先生に奉仕することで、自分の人生を見つけようとする。だがトキは張り切りすぎであり、先生が生徒にメイド服を着せてお散歩させていると勘違いされてしまい、あまつさえ公道でその服を脱がしているところを大衆に目撃されてしまう。
- このようにして先生に奉仕していたトキであったが、学園からお達しを受ける。その内容とは、以前は特殊任務のために免除されていたカリキュラムを特権が無くなったので受講せよというものであった。トキは1留しているらしく、2留、3留もものともしなかったが、心配した先生はトキに付き添って授業を受けさせる。こうしてトキの学校復帰が実現した。
- 次いでトキは自分の趣味を見つけることがテーマとなる。この前のサクラコ様も趣味探しをしていたためテーマが被っとるやんけ。それなら表現技法で勝負や。じゃあトキ√はどんな風に演出してくるんですか?トキもサクラコも色々なことを試した結果、ピンと来るものは無かったけれども、自分の「好き」と向き合った時に、それが「先生」だったということに気付くというのは同じである。この趣味「先生」を自覚した際、サクラコ様が自分の感情を処理できず恥じらいを持ったのに対し、トキはそれを受け入れ仄かな感情の芽生えを受け入れるのである。どちらも反応としては可愛いね。ハルヒの長門のような系統を引く無感情的な少女が感情を育むというのがステキ。
- メモロビは武器の解体と整備。立派なメイドに成るために毎日武器の手入れを怠らないトキ。そんなトキを先生は褒めるのだが、トキは当たり前のことだと返す。しかしながら心の中の尻尾はブンブンと振られており、先生に褒められたことで気分は上々となる。そんなトキは武器の整備をより完璧にするので先生に見守っていて欲しいとおねだりをするのであった。








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