雑録

月姫 秋葉ルート  10/熱帯夜 10/30(土)

過去の夢

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わたしたちが、兄さんからみんなうばってしまったから。
・・・恨んでいないといえば嘘になる
けど、秋葉は何も悪くは無かった。
・・・ごめんなさい。ごめんなさい、兄さん。
この広い屋敷のなかで、ただ一人自分の為に泣いてくれた少女。

・・・ありがとう。けどもういいんだ。
笑って、秋葉の頭をなでた
秋葉はきょとんとした顔でこっちを見上げてくる
その時に、初めて、強く思った。

・・・泣かなくていいよ、あきは。
これからは、ボクらは兄妹なんだから。
自分はお兄ちゃんなんだから、どんなことがあっても秋葉を守ると誓った。

秋葉に問いただすのが恐ろしく、二人きりになるのを恐れる
翡翠に屋敷を出るまでずっと傍にいてくれと頼み込み、居間へと赴く。

二人の間には沈黙の空気が横たわり・・・
「俺のことはいいんだ。それより本当にどうしたんだ。今朝の秋葉はすごく女子っぽくて、なんだか秋葉らしくないぞ」
・・・なんて兄貴だ!!
「今朝の私がこんなふうに気が抜けてしまっているのはワケがあるんです。
その……兄さん、子供の頃の約束を覚えていますか?」
唐突に。
頬を赤くさせて、秋葉はじっと俺の目を見つめてきた。
志貴が覚えていないと答えると・・・
「…もう。やっぱり覚えてなんかないですよね。いいんです、何でもありませんからっ。始めから期待なんてしてないし、どうせ兄さんにとってはどうでもいいことだったんでしょうし!」

!?
なんてこったい。秋葉が言っているのは志貴が今朝見た夢の事・・・
夢が・・・同じ・・・
やはり・・・秋葉が吸血鬼・・・なのか?

教室に着き、有彦にシエル先輩の事を聞こうとするが
先輩の記憶は抹消されていた。

放課後

シエル先輩が来るのを待つ。秋葉も傍らで志貴と供にいる・・・
先輩を待ちつつ秋葉のことを考える・
秋葉は大切な存在だ。
それは愛情だと思う。
けど、その愛情の種類がどんなものなのか、はっきりと口にできない。
兄妹として暮らした時はわずかに2年だけ。
その間も、どうしてか肉親の情より、感情のほうが優先してた。
ときおり、自分でも分からないぐらい、秋葉に見惚れてしまう時もある。
妹だから大切なのかと言われれば違う。
俺にとって、秋葉はただ大切な存在なんだろう。
たとえ秋葉が吸血鬼だとしても、俺は---------

・・・
秋葉を促して帰ろうするも、シエル先輩の存在が抹消されてるのに秋葉が覚えていることに引っかかる
「もしかして・・・始めから先輩の正体がわかっていたのか・・・?」
なんと秋葉は遠野家のことについてみとめ、養子にとった3人目の子供を志貴が殺したという・・・
アレ?志貴が養子だったような文脈だったんだけどな。志貴は実の子なのかい?

動揺する志貴に対して「誰にだって知られたくないことはある」と言い残し、秋葉は去っていくのでした・・・

家に帰りづらくてベンチで思案にくれる志貴
だが、そこであるカラクリに気が付く
それは秋葉が琥珀さんの生き血を啜っている夢だった。
秋葉と意識が同化しているのなら、客観的に秋葉を眺められないハズ・・・
故に秋葉は殺人鬼じゃない。
・・・
じゃあ、志貴は誰と同化しているていうんだい?
しかも、じゃあ秋葉は殺人鬼に見られているってことかい

急げ、志貴!屋敷に戻るぞ!!
屋敷には明かりがついていない。どこへ行った秋葉。
秋葉の部屋の位置なんて覚えてねぇ。確か志貴の部屋が東館の2階だから秋葉の部屋は西の2階か!?・・・
チーん!そこは志貴の部屋でした・・・
やり直しやり直し。
東館の2階!!

そこには倒れこんでいる秋葉の姿が!!
辺りを見回すと包帯人間がいた。その存在はいるだけで壊れている。

「さみしいな、志貴。お前は自分が殺した相手も覚えていないのか。わからないのか志貴。オレはお前に殺されかけた男だよ。オレはおまえから全てを取りかえしにきたんだからな。名前も、立場も、その力も、全ては俺だったんだ」

なんでも志貴は遠野志貴ではなく七夜志貴だったそうな。そして入れ替わられたのが遠野シキ。秋葉と志貴とシキが三人の子供だった・・・
事実を知りショックを受ける志貴にシキは畳みかける

「オレはな、志貴。親友だと思っていたお前に殺され、遠野志貴という名前さえ横取りされ、秋葉まで-------秋葉までお前に奪われてしまった・・・・!その屈辱がおえに解るか!!」

なんでも遠野の血は精神異端を生むらしくシキが最初に志貴を殺したらしい。事故の傷痕と思っていた胸の傷はシキに串刺しにされたものだった!!
その後、槙久がシキを半殺しにして地下牢に閉じ込め、養子の志貴を遠野志貴に仕立て上げたんだそうな・・・

「分かるか、志貴。オレはお前に殺されたんだ。
オレはこうしてここに生きている。なのに遠野志貴としてのおまえがいる。
オレにはもう帰る場所が存在しないんだ。
遠野志貴という名前も立場も最愛の妹さへも、自分の存在意義さへも貴様に奪われた。
オレと言う遠野シキはな。おまえという遠野志貴に殺されたんだ」

嗚呼、決して善悪二元論では割り切れない不条理・・・
誰も悪い奴なんていないんだ。そうそれは歴史の被害者。

シキは志貴を殺して本来の関係に戻ろうとする!!
戦いの火蓋が切って落とされた。

VSシキ バトル

シキの獲物もナイフ。ぶつかり合う刃と刃!!
どうする志貴!!
1、メガネを外して、殺す気になった
2、まずは秋葉の部屋から離れようとした
・・・
秋葉の傍を離れたらアカンだろ。
シキには悪いが共存なんて出来ない。殺す!!

だが、シキは志貴と同じ獲物でしとめてやろうとしていただけだった。
本領を発揮したシキの鋭き爪が襲いかかるぅぅ!!

だが、シキと志貴に間に赤髪秋葉が割ってはいる。

脅威のシスコン大魔王シキ。秋葉がいると手をだせない。
そんなシキに秋葉は冷酷に言いはなつ
「私が待っていたのは兄さんであってあなたなんかじゃない、八年前に死ぬべきだったんです。」
心の支えの秋葉から見放されたシキは絶叫をあげる!!
襲い掛かるシキの爪。だが、志貴を庇って背中を貫かれる秋葉。
その隙に志貴はシキを一閃した!!

戦闘終了

・・・パッと屋敷に電気がつく。
そこには翡翠がいた。なんでも秋葉の傷は浅いらしい。
翡翠睡眠薬で眠らされていたんだそうな。

そして・・・シキの姿は無く・・・生きていた・・・

とりあえず翡翠にいわれるままに自室待機
志貴の予想では秋葉は志貴が養子であることを知らないとふむが果てサテ
全てを知っているラスボス琥珀さんの許可が出たため秋葉の部屋へ

秋葉の看病

秋葉の看病をする志貴。そこには優しい雰囲気
「兄さんに聞きたい事があるわ。
私ね、分からない事があると怒りっぽくなるんです。
だから、兄さんから話を聞かないと、安心して眠れないわ」

問:吸血鬼って言葉をつかったのは何故。シエルから?それとも自分で?
両方。夢の共有によって自分が殺人鬼かと思っていたらシエル先輩が誤解を解いてくれた。・・・そう、兄さんはシキの意識と同調してしまうんですね・・・


シキは遠野の血が濃いというわけではなかったが、ある日突然(ココ重要ポイント!)覚醒してしまい志貴を殺しかけた。そしてシキと志貴は一つの心臓で生きている二人の人間のようなものだと。さらに秋葉も覚醒でき赤髪になるのだと・・・
・・・
話をしていると突然秋葉の容態が悪化・・・
そして事あるごとに発作が起こっているという。
遠野の血を抱くものは遺伝的な呪いをうけるのだと。
秋葉はなかでも遠野の血が濃く栄養が足りず人から奪わないと自我が保てない
「分かる?何か生きているものから熱を奪わないと生きていけない、不出来な生命。それが遠野秋葉という存在なのよ、兄さん。別に奪うものは血である必要なんかない。体温でも意思でも、とにかく熱を持つものなら力になるから。血は、その中で一番栄養があるだけ」

志貴は喜んで自分の血を差し出す意思を示しますが秋葉のプライドによりそんな遠野の血に縛られたくないとのこと。

そして、志貴は秋葉が眠るのを見守るのでした。