雑録

CLANNAD 第2話「最初の一歩」 の感想

今回のお話は、部活について。誰しも、中学高校時代には多かれ少なかれ部活の思い出があるはず。楽しいことなんてほんの一握りで、辛いもの・哀しいもの・苦労するものそんなことが多い。しかし、そんな苦難を乗り越えてこそ続けるなかで人間関係が蓄積されいく。欠陥のある少女たちを救うという構図があるのでいっぱんじんには辛いのが鍵クォリティ!!

渚の守護霊と化し演劇部復興に助力する岡崎朋也。そんな彼が古河渚というココロに傷を抱えた少女のヒーローとならんとするには、理由があった。それは、スポーツ推薦ドロップアウトという有り勝ちな理由。部活であれなんであれ、打ち込んできたものが無くなってしまうというものは、生き甲斐をなくすということ。そして朋也の場合は、その辞めた原因にも怨恨があった。
朋也がスポ推脱落組みであることを知った渚は、日頃自分の救いとなってくれる朋也に恩返しをしようとする。それが「小さな親切大きなお世話」になることも知らないで・・・。放課後に朋也と一緒に1on1をする約束を勝手に決めてしまう。だが、あいにく放課後は雨。さすがに居ないだろうと思いながらもつい様子を見に行ってしまうという愛情を溢れんばかりの朋也の眼前に飛び込んできたのは、雨に打たれてボールを抱える渚の姿。

降り頻る雨の中で、必死に朋也を褒め称えようとバスケをせがむ渚。そんな純粋な渚の思いは朋也の心を大きく抉る。そう、朋也はバスケをしないのではなく、もうバスケはできないのだ。「左手は添えるだけ」のフォームを取ろうとする朋也の手からはポロポロとボールが落ちていってしまう。朋也の右腕は父親との喧嘩により上がらなくなってしまったのである。古傷を持つものは、その吐き出し先をもとめるもの。その時の喧嘩以来、父親との関係は不和のまま。朋也はまるで贖罪のように渚に今までの苦しみをぶちまける。
バスケを生き甲斐にしていたのに出来なくなってしまった朋也にバスケのシュートを見せてくれとねだることほど酷なことはないでしょう。渚は自分がしてしまったことに愕然として倒れてしまう。そんな様子をみた朋也は却って部活へのわだかまりを捨て去ることができ、こんなにも自分を想ってくれる渚に自己存在の肯定を見出していく。そうして朋也は立ち上がるのだ。渚の力になってくれる人物と間柄的存在になるために。その人物達は次の通り。
◆藤林姉妹

坂上智代

◆ことみ&風子

他の方々の感想

2007-10-12

アニメ版の朋也は、不良だと避けられていて、何事にも受け身で、やさぐれてる人間にはとても見えないぞ。渚に限らず、女の子相手に積極的で優しすぎるし。ほとんど「Kanon」の祐一と似たようなキャラ付けに変えられてしまってる。明らかに尺不足で、原作のイベントをツギハギしただけの学園編になってしまいそうだ。あっちこっちとフラフラさせず、渚だけに絞って落ち着いた描写で日常を掘り下げた方がシナリオの質は上がるんだろうけど、他のキャラの問題を全て解決して人と人との絆を深めていかないと、根底にあるテーマに背いてしまうし、奇跡も起こらんし。ままならんなぁ。