CLANNAD 第16話「3on3」の感想・レビュー

今回のお話はバスケ対決。
なんかすごく巻いて巻いてのスピード展開。
練習せずに戦いに挑み、渚のお姫様抱っこも削除削除。春原ルートは消滅し芽衣ちん帰っちゃいました。
春原の光の玉ゲットがなくなったため渚死亡確定か!?


ハンデを理由に哀れみを請い、元演劇部の顧問:幸村先生を合唱部に引き入れようとする奴らに目に物見せてくれようぞ。だからといって、バスケ部と3on3したってなんら意味はないんだけど。そのまっすぐで真摯な闘争心は見るものを揺さぶる想いがある。兄貴の活躍を楽しみにする芽衣ちんの影響もあって乗り気でなかった朋也もバスケ対決をすることに。エロゲ原作でどこまでバスケを表現できるかスタッフに期待がかかる中、杏をメンバーに引き入れいざ参戦。合唱部の連中に試合を見に来るようにと要請し、はぐれ学生の力を思い知らせてやる!!そして見所はなんといっても春原。なんだかんだいって妹にいいカッコしいの春原の兄貴としての尊厳があふれ出ている感じが巧すぎる。



ついでに智代との好感度上げエピソードも絡まりクラナド2強の杏と智代のガチバトル発生。素直クールツンデレの対決をとくとみよ。「生徒会長」なるものを目指す智代にとって朋也の怠惰な生活っぷりは指導せねばばるまいて。昼休みに強襲し、小一時間ばかり問い詰めちゃえ。そんな二人は傍目から見ればラヴラヴカッポー。周囲から「下級生を連れ込んで飯食ってんじゃねーよ、このクズ不良が」と声なき声が聞こえると素直クールソクラテスの弁明。その様子が二人の仲をこれまた深めたように見えるらしいの。朋也が他のオンナにとられちゃうと危惧した杏は泥棒猫に戦いを挑む。結局、「杏が朋也に好意をもっている」ことを智代が指摘すると恋する乙女の杏ちんは思わず顔を赤らめちゃうの。どう見ても智代に手玉に取られています。勝てないと踏んだ杏は朋也を連れてエスケープ。それを見て智代は自分が朋也を気になっちゃうのは恋心を抱いているから!?ときゅんきゅんしちゃうの。








そして試合当日。朋也のカットイン、春原のバックチェンジ?でマークをひきつけ、フリーになった杏の3Pで得点というのがお決まりパターン。杏のマークがきつくなれば春原がレイアップ。一年相手じゃ話にならんぜ、さっさと出て来いレギュラー陣。残り5分でレギュラー陣を引き摺りだすが、主将の実力は折り紙つき。体力が尽き掛けている朋也メンバーにはもう余力がないです。はいはい、バックロール最強すぎ。あれよあれよという間に逆転されてしまう。目がかすみかける中、朋也は思うのだ。自分は何をやってるんだろーなと。怪我でできなくなったバスケにまだ未練があるのか、退廃的な学園生活を認めたくないのか、将来の進路になんら希望を見出せない袋小路が苦しめるのか、もうどうとでもなれと諦念に駆られる。嗚呼ニルアドミラリイですよ。そんな中、朋也を導く自由の女神である渚ちんの声が脳裏に響く。不恰好なフォームで投げたボールは弧を描き、主人公補正だろうがご都合主義だろうが、ネットに突き刺さる。「辿り着きたい場所があるんだぁぁぁぁぁ」。





感動の大勝利。バスケ部主将と朋也の友情シーンも挿入されて青春群像。さぁ、ここで顧問に見つかって渚が捻挫し、朋也が渚を彼女宣言、お姫様抱っこで保健室に連れて行くんだよ。最大の見せ場だよ。どんな風に表現されるのか楽しみだな〜と思っていたら、アルゥエ〜なんかみんなで楽しそうに逃げてんですけどー。お姫様抱っこは?お姫様抱っこは?渚とフラグ立たないんですか。前回「渚を抱きしめる」を選択したのに杏に邪魔されたからですか〜。そしてバスケを見て兄貴のカッコ良さを実感した芽衣ちんは帰郷しちゃうのでした。渚とフラグが立たない以上、藤林姉妹ルートと智代シナリオこなしてから渚ルートに入るのか。




次回は進路のはなし。マジでこれは視聴者にとっても辛い。大学三回生ですけど一切就職活動してませんが何か?まぁ、教育学部ですから教員採用試験受けるだけだからね。けど、自分ホントに教員になるのか!?とか採用数少なすぎだろ!?とか落ちたら代用教員⇒リアル田舎教師田山花袋)!!とか。死にたくなるね、これは。