雑録

国語教育における二次創作活動の位置づけ


二次創作って何だか知ってる?



うっう〜。知ってますよぉ〜。
寧ろ、この界隈にいたら誰でも一度はやったことがあると思うんれすけど・・・
簡単な例をあげるなら、俗に言うSSやアフタストーリー、スピンオフなどなどれす。
動画共有サイト架空戦記シリーズやMADなんかも入りますよね。
あと詩れすね。Baby Princess の「」のみなさんは「ぽえむ」でココロを表現してますぅ。
それに一番先に思いつくのは同人誌なんかじゃないれすか?
毎年夏と冬にイベントに行けば誰だって二次創作者れすよぉ〜。



この二次創作だけど、国語教育では重要視されてきているのよ。
小学校や中学校の時、「アフタストーリー」や「登場人物への手紙」を書かされたりしなかった?



れぅ〜。
言われてみれば、『ごんぎつね』とか戦争教材でやりましたね〜。
これらも確かに二次創作といえば二次創作・・・れす?



この創作活動は表現活動にはもってこいなのよ。
現行の学習指導要領にだって高校の「現代文」の言語活動例には以下のように記されてるわね。


文章の理解を深め、興味・関心を深めるために、関連する文章を読んだり、創作的な活動を行ったりすること。

二次創作をする際には、きちんと登場人物の性格を把握しておかなければならないし、話の内容も深く読まなくちゃよね。こんなふうに、文学的文章の読み込みのために「読みを前提とした」創作活動が現場では行われているの(流石に受験しか頭に無い進学校のみなさんはやってないと思うけどね。)




うっう〜。
そういえば中学校学習指導要領国語科編改定案でも創作活動が明記されたとか。



よく気がついたわね。この改定案から中学校国語でも「言語活動例」が明記されたのよね。
該当するのは第2学年の領域B「書くこと」の言語活動例ね。


表現の仕方を工夫して、詩歌をつくったり物語をなどを書いたりすること。

学習指導要領は法的拘束力を持つから全国で創作活動が行われること請け合いね。
現在の指導の実際としては、創作活動の第一歩として二次創作から入ることが往々にして行われるパターンね。



うっう〜。
二次創作の意義としてはこんな感じれすね。

  • 元のテクストを生徒に主体的に読み込ませることができる。
  • 作品理解や鑑賞に作る側からの視点をもたらす。
  • PISA型読解力における表現の力を伸ばすことが出来る。

現場では実際の指導はどのようなものがあるんれすか?



作文を詩にリライトする、絵や写真から物語を作る、台詞の無い4コマ漫画を利用する、架空の人物に手紙を書くといったものがあるわね。その他列挙すると、続き話(アフタストーリー)、視点を変える(スピンオフ・メッセージウィンドまたはテクスト文字色を変える)、共同創作(リレー小説)などが創作指導としての実際ね。



れぅ〜。
こどもも大人も元々はお話を作ることが大好きなんれす。
創作は読み手を前提としたものれすから、発表の喜びとは切り離せません。
今はインターネットの普及により誰でも簡単に読み手に発表できちゃいますぅ。