CLANNAD AFTER STORY 第1話「夏の終わりのサヨナラ」 の感想・レビュー

野球しようぜ!!
CLANNAD2期の第1話はみんなで野球。登場人物の整理と顔見せ、キャラクターの性格や行動類型について復習しましょうねという演出。朋也ファミリーズを集めてみんなで勝利をもぎ取り大団円。古傷を痛めて右肩が上がらないので小技に徹する朋也が最後は渚のためにバットを振るう!!



鍵の野球っぷりはリトバスでも楽しめますが、朋也たちが野球をしているのを映像で見られるとは。二次創作などで野球の作品も結構あるので、感動もひとしお。渚と朋也は恋人通しになっていて、周囲からも認知されているよう。シナモンの香りで奥手っぷりを披露していた二人が一線を越えるまでの描写とか、朋也ファミリーの反応とかは回想シーンが入る・・・よな?原作の野球エンドでは仲間の好感度が上がってないので仲間集めには苦労したものの、アニメではみんなノリノリで参戦。ことみも加わってはぶられたのは風子だけか?かっぺーとか抹殺されてんなぁ、椋とくっつくから視聴者に配慮したのだろう。そんなこんなで隣町のチームと対戦。しっかし、アニメの表現上しょうがないとはいえ、商店街チーム代表なのにご近所さんが誰ひとり応援にこないとは古河パンの将来の危機を感じます。



で、本戦。ギャグ担当の春原を筆頭に各キャラクターの活躍が光る。登場人物の描写には個人でバッターボックスに入れる野球がもってこい。超人メンバーであっさり楽勝かと思いきや、主力のオッサン:秋生が怪我をしてピッチャー交代、渚登板。もっと慌てふためいたりおどおどしたりする絵がみられるのかと思いきや、なかなかどうして描写が少ないじゃありませんか。その時間は他のキャラクターに当てられる。人間コンピュータで計算ヒットを打つことみ、ホームランが打てるのに女の子らしいかわいいヒットを狙おうとする智代、スーパーぽえむタイムに突入してアウトになる芳野さんなどの活躍が他のキャラを圧倒する!!そして最後は、傷を抱える朋也が渚のために立ち上がる。この古傷はいわば朋也の父親に対する煩悶の象徴。その苦悩を、愛する渚によって振り払うことが出来たんだ!!勝利を祝っての宴会では、各自が余韻に浸る。そんななか、芽衣が渚に耳打ち&春原による早苗さん狙いフラグ。それに予告も鑑みて、次回は春原が女心を解するために人妻デートもどきをして芽衣ちゃんを安心させようとするはなしか?