かんなぎ 第2話「玉音アタック!」の感想・レビュー

ロリ婆!! ロリ婆!!
今回はナギ様を受け入れる覚悟をするというおはなし。
しっかし、主人公きゅんは自分から謝れない性格だよもん。


女の子押しかけ居候モノには雨降って地固まるイベントが必須なもの。例に漏れず、この作品も、いざこざ⇒出て行け!!⇒和解⇒家に居てもいいのよの展開を着実にこなしていく。秘密の同居生活なんてものは、第三者に冷やかしてもらえてこそのもの。そこで主人公きゅんの幼馴染登場ですよ。主人公きゅんが気になってラブラブ大好きなだけの唯の幼馴染だの関係がある日運命的な出会いをした女の子の出現によってその関係がアウフヘーベンされるんですね。幼馴染のおにゃのこの前にナギさまのぱんつを携えつつ対面させるというニヤニヤイベントもきちんと発生させるぜ。振り回されながらも、結局、ナギ様の自作自演多重人格演技で同居を納得させるに至る。



神様とくらすということは,however,それなりの労苦が付きまとうというもの。面倒事を嫌って、子ネコを飼いたがるナギ様の進言に耳を貸さず、見殺しにしてしまった罪悪感。そんな罪の観念に苛まされるジンきゅんにとっては、死んだ子猫を鎮魂したナギ様の行動を根掘り葉掘り聞かずにはいられない。自分への罪の苛立ちは、少年をして虚勢を張らさしむ。そんな少年の態度についつい反発しちゃうナギ様。ついに少年きゅんは三行半よ「出て行け」を行使してしまう。そこで除霊タイムですよ。少年がいなければ何も出来ないと無力感、襲い掛かるピンチに颯爽と現れるジンきゅんてのもお約束。出て行けといったくせにホントは心配で街中探し回っちゃう主人公きゅんのツンデレっぷりをアピールして雨降って地固まる。謝罪も出来ずに全てをうやむやにしながらも、ナギ様を受け入れ、おんぶをしながら家路を急ぐのでありました。