CLANNAD AFTER STORY 第6話「ずっとあなたのそばに」の感想・レビュー

今回のCLANNADは光の玉回収編;美佐枝さんシナリオ最終章。
美佐枝さんを縛り付けるのはかつての思い出。
果たせなかった過去から解放するために猫又は朋也に思いを託す。



学園の男子寮として奮闘する美佐枝さん。その美佐枝さんはどこか人生に達観したところがあり、余生として学生たちを暖かく見守っていた。そんな美佐枝さんを縛り付けているのは遠い日の過去。その過去の束縛から解放するため、朋也は猫又により美佐枝さんの過去を垣間見る。それは美佐枝さんにとって人生で一番輝いていたとき・・・。一方的に思慕した男にはあっさりとふられっちゃった美佐枝さん、ショックを受ける一方で、猫又くんも力になれずに謝罪。こんなときまで、想ってくれるなんてと傷心の美佐枝さんを癒す効果にきゅんきゅん。必要としてくれる人がいるのだわと猫又くんの気持ちを吐露させ告白タイム。それ以来、美佐枝さんの気持ちは猫又くんに傾いていった。



そこから二人の穏やかな日常が始まる。生徒会長で活躍する美佐枝さんが見てみたいといったら、親友二人に女装させられ校内侵入。そこには生徒の芳野さんや教師の公子さんの姿が!!って公子さんの方が年上だったったけ?高校は1種免許とってないと教員になれないから大卒で最低22だとすると現在の時間軸だと三十路前後くらいか。残念ながら風子が出てくるはずもなく、学園生活の空気を味わったり女装状態で美佐枝さんに愛の告白をしたりと日常を楽しむ。しかし、そんな時間は長くは続かず、猫又くんの正体が判明し原型が分かってしまう。つまりは病死した少年の飼い猫だったと。見越された猫又に力はなく人間形態を保てるのも時間の問題。何も知らない美佐枝さんと秋祭りで最後の時を楽しむのも束の間、美佐枝さんがその想いを伝えると雲散霧消。猫又くんは去らざるを得ず。本当にココロを許し、いつまでも一緒にと願ったすぐ後での別れは辛すぎる。これが美佐枝さんを束縛する過去であった。猫又くんに夢でその未練を知らされた朋也は人肌脱ぎ、猫又くんのやり残したことを美佐枝さんに告げる。秋祭りが起こした小さな奇跡は美佐枝さんに一歩を踏み出させた。猫又くんの思いの気持ちは光の玉となりて朋也の元へ!!着実に集まってきております。次回からはゆきねぇの光の玉を回収だっ。