かんなぎ 第10話「カラオケ戦士マイク貴子」 の感想・レビュー

今回のかんなぎは、カラオケに行く話。
話の筋なんてなくてただキャラが歌うだけ。
つぐみが恋する乙女とかそういう位置を通り越して可哀想すぎる。


前回、仁はつぐみに対して中二病感染時に迷惑をかけた謝罪をして人間的に成長できたと思いきや、全然そんなことはなかった!!自分より能力が高くて尊崇の念を感じる親友に対して、勝手にライバル視して焦ってファビョって幼なじみに八つ当たり。恋する乙女が報われないネタは、主人公が朴念仁で女の子が妄想をしてるのを楽しんでるうちがいいんだ。この作品は、あまりにもなんだ、主人公が拗ねてる中学生男児扱い。何にでも勝ち負けをつける勝負事にしてしまい、勝手に負けを感じて、拗ねちゃって、周囲に迷惑ばかりかけて、フォローしてもらって、と。つぐみがデュエットのお誘いをしたときの対応とか酷すぎるだろ。お前と歌うぐらいならひとりで歌うとかいう選択肢ありえん。レモンスカッシュ注文した後は、つぐみの隣に座るものだとばっかり思ってたぞ。で、つぐみはそんな報われない感情を、仁は普通だったらカラオケなんかに来ないのに少しずつ打ち解けてきて成長してるっていう風に向けて、どこまでも大海のように仁を受け入れてあげて良い女房だよ。きっとよく進研ゼミの漫画とかであるように、主人公が他所のオンナ(ナギ様やざんげちゃん)に弄ばれて傷心なところを癒してくれる存在になってくれ。