かんなぎ 第12話「ほんとうにエフェメラル」の感想・レビュー

今回のかんなぎは、ナギが出奔して仁が鬱になるはなし。
この作品当初は伝奇的神道モノだと思って観始めたのに厨とコメディ見せられて。
話の伏線とか全然回収する気もなく、白亜とかスルーかよって。


突然木彫り像に顕現した神と一緒に暮らすことに何ら疑問を感じていなかった仁だが教師に煽られ、ナギを問い詰め精神的に追い込み出奔させる。後悔し神社の由来を調べることになるが近所の一般家庭が共同管理していることだけが判明。神主とか御神体とか何ら分からずじまい。唯一、老婆が知っていたことは戦時中に首吊りがでたことくらい。ナギが戻らないことに次第にダメージを受けていく仁は鬱々となりゆき、ついにはナギは元から存在していないと思い始めるまでになる。これで、ホントにナギは仁が脳内の中で作り出した存在で今までのことは願望が滲み出ていただけとか、首吊り少女が御神体に憑依していただけとかそんなんで終わらせるのかね。相変わらず仁を気にかける世話焼き女房幼馴染つぐみエンドでいいじゃん。水月で雪さんバッドエンドの時に花梨が救済してくれるようにさ。