CLANNAD AFTER STORY 第17話「夏時間」の感想・レビュー

数日遅れでCLANNADの第17回は、汐お目見えのおはなし。
私が一番好きな朋也頽廃ライフが数十秒で終わったのは残念だ。
扱いようによっては丸々一回CLANNAD AFTER STORYかけてやっても良かったんじゃないか?


渚依存症の朋也が頽廃から立ち直り、父親としての役割に救いを見出すのだが、汐も死んじゃう過酷をどのように乗り越えるか。それはさておき、朋也が父親としての自覚を形成するまでが、汐編のテーマといえようね。そんなわけで、渚と出会った日々を後悔しながら5年が過ぎ、朋也の心の傷はもう癒えてもよさげな時。そこを見計らった早苗さんの策略により、朋也はついに汐との面会を果たすのであった。早苗さん提案の旅行はみんなで行くはずだったのに、あれまぁ、アッキーも早苗さんもいないじゃん。しまった最初から嵌められていた。夜になったら帰ってくると、子守生活一日目の開始。殆ど会っていなかった娘に対してどのようなリアクションをとればいいのか。朋也と汐で悩みつつ溝を埋めていく。汐がこだわってるおもちゃって、妊娠中から朋也が買って上げてたやつだろ?コレジャナイロボの伏線だね。


おもちゃの伏線、飯買いについてくる汐、たまには父親らしいことをと飯を作ってあげれば拒否され白飯。トイレ報告で褒めてもらおうと頭ナデナデ待機スタイルとかで映像で父親と娘の交流をお送りします。一晩立っても帰ってこないアッキーと早苗さん。そこへ通りかかる近所の子連れ。お隣の磯貝さん?だかに男手ひとつで子育て云々と諭され、自分を育ててくれた父親を想起しながら、思考をめぐらす。親になるってことは大変なんだね、と子が出来て初めて納得できるのさ。それまでは理解は出来ても納得は出来ん。汐と朋也が親子になるための、長い長い旅行が始まります。次回が汐を認知して渚の死を乗り越える儀式で、父親ライフの始まりかな?