CLANNAD AFTER STORY 第19話「家路」の感想・レビュー

今回のCLANNAD AFTER STORYは「親たちの労苦への感謝」というおはなし。
早苗さん、アッキー、直幸たちに感謝してもしきれない朋也。
娘を亡くした古河夫妻、擦り切れてしまった直幸の労苦をいたわります。
そうそう、今回のCLANNADでは風子もいつのまにか復活してましたね、唐突です。


渚の死を受け入れ父親としての自覚をした朋也。今まで汐を押し付けてしまっていた古河家へ謝罪と感謝。アッキーへのそれはやっぱり野球対決!!汐の前でホームランを打ってやることが何よりもの報いだ。早苗さんに対しては頭もあがりません。愛する娘の悲しみに押しつぶされず汐を育ててくださったことへの感謝。朋也が父親として自立し汐を引き取ることで、アッキーと早苗さんにぽっかり穴が出来ちゃった。今まで渚を亡くした悲しみは汐を育てる忙しさの中で緩和されてきた。しかし、5年たち、汐が離れることで、ようやく渚の死が二人へじわじわと襲い掛かってくる。そんな晩にアッキーが早苗さんを慰めるシーンは感慨深いね。朋也はそんな二人に対して、ただただ頭を下げるのでした。



父親として、汐を幼稚園へ連れて行く朋也。保育園かもしれない、夏季保育とかいってたし。杏先生の出番はまだでしたよ肩透かし。父親としての強さを身に着けた朋也は最強で、オバちゃんたちの陰口井戸端会議に対しても爽やかお父さんモードで軽くいなしてやります。ホント、強くなったなぁ。しかしこの強さも汐に対する父親としての役割があるからこそ。汐死んだらそれこそ反動が怖いぜ。けれども今はお父さんとして頑張る朋也を応援だ。そこで唐突に風子登場、やっぱり記憶は喪ってるんですね。汐に新しい友達が出来ましたっ。そして今回のメインイベント「父親との和解」発動ですな。高卒で孕ませてしまった子どもの責任をきちんと取るため、自分の人生を全て朋也に奉げてくれた直幸。自分の人生を奉げることで擦り切れてしまい歪んでいったがそこにあったのは愛だ。歪んでいたけど。早苗さん、アッキー、直幸から朋也は暖かく見守られてきた。そこからようやく自立した朋也は、父親として、父子家庭生活編へのスタートを切れましたよっと。予告の汐連呼は何かのフラグですか?