雑録

マジスキ 〜Marginal Skip〜 共通シナリオの感想

マジスキはファンタジーモノで魔法の国からやってきたおにゃのこを救済するキャラゲー
厨二臭のする専門用語がいっぱい出てきて興奮じゃ。トンデモ設定がダメなヒトには辛いかも。
テキストのテンポいいし、キャラがかわかわ。『何処へ行くの、あの日』の呉さんライター買い。

魔法の国突撃編


魔法の国からお姫様がやってきた。彼女の名前はシェーラちん。なんでも主人公きゅんとは幼少の頃に大切な出会いをしたらしく、人間界へと家出してきたの。まぁここらはありがちなお姫様ときたら政略結婚というテンプレで、無理やり婚姻させられそうになったので妹のニースを連れて逃げてきたのだとか。当初は遊学と称しわきあいあいと居候計画も立てるが早々に使い魔に見つかり事情バレ。主人公くんは困った女の子ために人肌脱ぐのが少女救済ってもんよ。魔法の国へと突撃し、父君様と直談判。ここで主人公くんの隠れ増大魔力設定やシェーラやニースとの従姉妹関係設定も判明するという厨二的英雄譚展開。そして父君様から一ヶ月間の猶予を与えられ、お婿さん候補が選ばれることになったのでした。候補の第一人者が女癖が悪いとか、父君様は政略結婚に乗り気ではなく元老院を制御できないのだとか伏線が張られる。どうせ主人公くんがトンデモ能力でお婿さん候補を勧善懲悪しシェーラエンドなんだろ?とか安易に思ってるのでこの予想を遥かに裏切ってくれるとライターさんを信じている。私はライターさんのギミックに引っかかっているのだと。

使い魔編(1)憑依合体


一ヶ月の猶予を与えられたシェーラ&ニースは念願の学校へと通うことになる。ここで起こるイベントが彼女ら二人の使い魔の出来事。シェーラに使えるのが元気っ子突撃青髪;リッタで、ニースに使えるのがちゃっかりクール系突っ込み役;トスク。この二人?の使い魔のイベントを垣間見る。まずリッタイベントは憑依合体。最初、リッタは主人公くんにセクハラされたと思い込み敵視していたのだが、エロゲ主人公特有スキル「優しさ」が発動され次第に靡いていく。そんな中、新しい魔法;魂乖離de憑依合体を覚えたリッタは、幽体離脱し主人公くんと憑依合体する。人間の男女に興味があったリッタは主人公くんに女装をおねだりし、主人公くんも人間界に慣れようとするリッタを思って無理難題へ応えようとする。そうすりゃ好感度もうなぎ登りですとも。リッタの幽体離脱後の肉体をおんぶしながら、かっこいい男として承認されるのでした。

使い魔編(2)霊魂鎮魂


お次は、ニースの使い魔;トスクのおはなし。霊魂を鎮魂しませう。トスクは戦争の惨禍で両親を亡くしていたため亡者の呻きを聞き取ることが出来た。主人公くんも両親や近しいヒトを亡くしているのでトスクの気持ちは十分分かります。なんでも学園の楓の樹の精霊からの悩み事を解決する展開で、ここら辺の霊魂薀蓄は結構好きです。「個別の魂として存在していた死者が、三十三回忌の弔い上げの儀式により祖先崇拝と混合され個としてのアイデンティティを喪失する」っていう設定とかね。で、トスクは樹木精霊カエデちんがぐちゅぐちゅと悩んでいるのをみて、自分の古傷が抉られてしまい、ついついキツイ言葉をかけてしまう。死者は蘇ったりしない、過去に囚われて生きるなと。だが実際その言葉はトスク自身のことを指しており、それが分かっているからこそトスクは自己嫌悪。そんなトスクの言葉は主人公くんにも影響する。この主人公くんは両親亡くしてるし、幼馴染のお姉ちゃんのママンも間接的に殺してるし、交通事故死も他人の命を代償に生き延びているという、ある意味死と密接な関係にある男。死者との別れはきちんと向き合ったほうがいいとトスクを諭し、カエデの思い人である校長センセの魂と最期の別れを見届けさせる。死は乗り越えるのではなく内包するのだとトスクに語り好感度きゅんきゅんさせる。この後、プール編で水着と着替えを垣間見たあとで個別ルートに分岐します。