1.研究の目的と意義
- 日本では、なぜ文化的平等神話が広がり、文化的再生産は隠蔽されるのか
- 文化の機能や社会的意味が、男性と女性で異なるのはなぜか
3.研究結果
- ジェンダーによって階層再生産と文化的再生産が分業されている構造がある
4.考察
- 大衆文化の特性
- 日本では大衆文化がハイカルチャーの象徴的境界を隠蔽し、文化と階層の対応関係を見えなくさせる機能を果たしている。
- もっとも威信の低い大衆文化が階層をこえた共通文化となって広く浸透している
- 階層再生産と文化的再生産のジェンダー構造
5.質問
- 文化的排他性仮説は現代フランスではどうなっているの?
- cf:p.108 l.4 現代のエリートに求められる資質とは〜
6.議題
- 文化によりジェンダー秩序が維持されるならば、女性解放のためには文化からの解放が必要か?
- cf.119;女性の社会進出が大衆文化化につながる。