雑録

ひだまりバスケット 湊深美シナリオの感想・レビュー

ひだまりバスケットの深美シナリオは支えあう幼なじみのおはなし。
うん、これは良い幼なじみ関係。幼なじみ属性の中でもなかなかの破壊力だね。
筋書きとしては、義妹と幼馴染の戦い、劣等感ふぉーえばーの二つに分かれる。
義妹の恋人宣言に触発され恋愛に目覚め、死闘の末結ばれるも、劣等感に苛むの。

湊深美のキャラクター表現とフラグ生成過程


湊深美は頑張り屋さんでしっかりしつつも割りとぽわぽわな幼なじみ。主人公の啓人とは良好な関係性を構築し、分かり合ってる感を醸し出す仲。啓人にとっては自分の感情を素直に吐露できる貴重な付き合い。深美が辛いときには啓人が支え、啓人が駄目なときには深美が支えてきた深い仲。このまま行けば普通にまったり過ごせるかと思いきや、突如啓人の義妹のかすがが帰国し恋人宣言。昔みたいに三人で仲良くしたいと思っていた深美だが、義妹の猛攻に次第に焦燥感に駆られてくる。啓人の喪失の恐怖から幼なじみの関係は一歩進んでフラグ成立。しかし、関係性変化が恐怖からきたことは後々しこりを残すことになった。堂々と恋人宣言をするかすがに対し、深美は罪悪感を抱いてしまう。その罪悪感は二人の関係を隠そうという方向へ進み、かすがと深美には暗雲が立ち込める。かすがに脅えおどおどしてしまう深美のためにも、啓人よきちんと落とし前をつけろ!!かすがに向かってここでカミングアウト。かすがにとっていつでも自分の願いを叶えてくれるおにいちゃんが取られちゃった、嘘だと言ってよ。恋人にならんくても義妹としていつまでも妹で可愛がってやるとの宣言も聞かず、かすがは闘争、捜索タイム。不良に絡まれし所を啓人が救出、そしたら今度は義妹VS幼なじみバトル発生。欲しいものは掴み取れ、今まで罪悪感を抱いていた深美が自己主張、雨降って地固まる。見事、深美は恋人の座をゲットしたのでした。



恋人として乳繰り合う覚えたて期間も束の間、啓人の過去がえぐられる。啓人は一年まではハンドボール部に打ち込んでいたが、怪我をしてしまい退部してしまっていたことが明かされる。一生腕が回せなくなるかもと脅える啓人を支えてくれたのはいつだって深美だった。怪我が完治した今、笑って背中を押してくれるのも深美だった。世話好き女房に恵まれたことを感謝しながら、啓人は次第に深美を理想化していった。この信頼関係は互いが認めあっているからこそ成り立つ関係だった。啓人が部活に復帰し、イキイキしている姿を見て、深美は勝手に劣等感に苛まされる。啓人と釣り合える人間になりたい。そんな不純な動機から生徒会長に立候補。深美がその不純さに気づいたときには、既に周囲を巻き込み、辞められないものになっていった。だが、啓人以外の人間は深美のそんな露骨な態度はお見通しで深美に自信をつけさせるためにやってたの。深美の劣等感に気づけないのは、深美を崇拝視する傾向のある啓人だけ。ついに選挙演説のとき深美はパニックに陥る。そんな深美を助けるのは何時だって啓人だが、それが深美を追い詰めていることに気づけなかった。啓人にそれを知らしめるのは、深美と戦った義妹のかすが。かすがに叱責により深美の本質に気づいた啓人は、腹を割って話そう。深美は自分に劣等感を抱いてるけど、深美の本質は有限実行しちゃうすごいやつなんだぜと、啓人は深美自身が知らない深美を見抜いていたんだね。深美は自分に出来ることをやり遂げようと自ら立つ。数ヵ月後、卒業式には生徒会長として見事に送辞を読み上げる深美の姿が。啓人とともに成長していく深美はこれからだって二人なら頑張れるよとハッピーエンド。