雑録

こころリスタ!「アルファ√」の感想・レビュー

ネット世界の人工知能を持つキャラクターが現実世界で人間になるはなし。
「真実の愛」を見つけることを目的とするアルファに対し、その愛を捧げましょう。
感情が理解できずロジカルに分析しようとしていたアルファが転向する場面が一番の見所か?
愛を理解できたからこそ別離を選び、感動のビターエンド!!となるかと思いきや・・・
エンドロール後はご都合主義展開が発動し、見事アルファは人間になれたのでした。

雑感


  • 真実の愛は見返りを求めない無差別無償の愛なんだぜ
    • この物語はコミュ障の主人公くんがネット世界に入り込み人工知能を持つキャラクターたちとの交流を通して人間関係を学ぶはなしである!!ということがテーマとなっています。そんな主人公くんを試すのがメインヒロインのアルファであり、彼女はクリスマスまでに真実の愛を見つけるよう主人公くんに促すのです。数々のイベントを経て主人公くんのコミュ障は徐々に治療されていきました。そして攻略ヒロインたちと好感度蓄積を果たすのですが、アルファを選ぶと彼女自身よもやこうなるとは思わずにいたため、戸惑いの表情を見せてくれます。アルファは主人公くんの好意をロジカルに分析しようとします。つまりは等価交換として性的快楽を満たすために好意を示してくれるのだろうと考えるのです。そんなアルファに対して無差別無償の愛を示してあげればフラグは成立さ。主人公くんのテコ入れにより人間の感情を得たアルファはこれまでの自分の行いに気づき恥辱を感じるのですが、そこがまた良い雰囲気を出しています。
    • しかしながら、人工知能を持つネットのキャラクターが現実に具現化できることもなく、アルファはネット世界に舞い戻ることになります。そんな折主人公くんも現実を捨てネット世界で生きることを決意するのですが・・・最終的にアルファの計らいで現実に戻ることになります。別れの場面で「きれいごと」を述べるアルファに対して主人公くんがありのままの心を見せろと唱え、アルファが感情をあらわにするところはグッときますね。しかし感動のビターエンドも束の間、エンドロール後のエピローグではチョチョイとご都合主義展開。現実世界でスキルを身に着けた主人公くんの尽力により、人工知能のキャラクターに過ぎないアルファが現実世界で人間となることができるようになったのです!!スゴイね!というところでゲーム終了。フルコンした後にはアルファから根性があるとほめてもらえます。


紙芝居ゲー キャリア教育シリーズ

凛子さんには中二的に聞こえるかもしれませんけど、普通の人生じゃなきゃ間違い……俺にはそう思えないんです……普通じゃない人生で、普通じゃない幸せを感じることもアリなんじゃ?たとえ苦難ばかりで人からやいやい言われても、自分が納得できる方が……って……凛子さんは今、後悔ってものの仕組みを解りやすく説明してくれましたけど……いいんです、後悔したって……失敗しないような安全な道を行っても、後悔する時はする。それこそ安全ルートを選び続けたからこそ、する後悔だってあるはずだ