雑録

クリスマスが過ぎてからクリスマスイベントがシナリオの要となっている作品を紹介する。

ハッピーホリデー!……ということで12月26日になっていますが紙芝居ゲーにおけるクリスマスイベントを紹介するコーナー。
クリスマスそのものを目的とした作品としてサンタモノとして名高い『しろくまベルスターズ』があります。
そしてつりおつシリーズでもクリスマスに開催されるショーがシナリオの最終目的となっていることが多いですね。
その他の作品でも結構クリスマスは重要イベントになっています。

しろくまベルスターズ

サンタのソリを牽引するトナカイ使いの主人公くんと、サンタ見習いの少女たちの成長物語(あと何回も公務員試験に落ちる少女が攻略ヒロインです)。どのサンタ少女もコミカルで可愛く、楽しみながらもじんわり泣けるほんわかシナリオとなっています。シナリオもほんのり温まるのですが、絵もおススメです。『かにしの』もそうでしたが、藤原々々さんが描く人物たちの絵がかわいいんですよ!!特に思い出深いのが、ななみ√。垂らした「糸電話」でお互いの気持ちを伝えあうところやフラグ構築のあとのななみの可愛さが本当に素晴らしい。また「依存」になっていると焦る主人公くんが、ななみ専用になっていることに意義を見出すところとかグッとくること請け合いです。

つりおつシリーズ

クリスマスに物語の目標とされるファッションショーが開かれます。そのため、どのヒロインでもクリスマス目指して頑張っていくことになるのですが・・・。やはり破壊力バツグンなのはルナ様√です。才能を認められず兄に衣遠お兄様に追放されていた遊星さんが、ルナ様のドレスを完成させ衣遠お兄様に承認されるところがグッときたものですね。一転してりそなが主役の『おとりろ』ではクリスマスに嵌められて嫌がらせを受けるという『巨人の星』もビックリな凄惨なものとなっています。『巨人の星』では主人公の星飛雄馬がクリスマスに友人たち?を招待するものの誰も来ないという憂き目にあいます。りそなものこのことクリスマスパーティーに参加しようとするのですが、教室に入ると日本人帰れと黒板に書かれており、遊星さんがりそなのために作っていたマフラーが割かれてしまっていたのですね。ショック。そしてつり乙ゼロでもクリスマスイベントのために衣遠お兄様が死力を尽くし、アルタやラフォーレとの交情はグッとくる演出になっています。つり乙2のラスボスのラフォーレがまたイイ奴なんですよ。

その他


  • http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20131027/p1
    • 過去のワケアリヒロインとくっつくと、選ばれなかったメインヒロインにスポットライトが当てられ、紙芝居ゲーにおいて攻略されなかった時間軸の末路が描かれる悲哀溢れるシナリオ。傷つきながらも二人の仲を祝福するべくクリスマスプレゼントとして歌を歌う姿は涙をそそります。彼女の悲恋はまさに人魚姫の悲劇のようであり、『小さな彼女の小夜曲』であるとタイトル解題がなされます。「私の想いは叶わずとも、結ばれた二人には永遠の幸せを…」汐音さん、バッドエンド!!



  • http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20140202/p2
    • 確か発売日が延期されて全然12月じゃなかった作品として記憶に残っているこの作品。父子相姦のループモノであり、無限ループの起点となっているのがクリスマスイブの12月24日というわけさ。メインヒロインは父親からニグレクトされていたので過去の時間軸に跳躍して父親がどんな人物か見に来た→過去の時間軸で自分の父親と結ばれてしまい子どもを産むが死ぬ→この時の子どもがメインヒロイン自身であり、死を契機に子どもへのニグレクトが始まる→成長したメインヒロインがニグレクトの謎を解くため過去の時間軸に跳躍する→以下無限ループ・・・を繰り返していたのだが、この無限ループから救われる方法が結構雑。無限ループから脱するために子作りをしないことを選び取るのだが、だったらメインヒロイン消滅しちゃうんじゃね?と誰しもが思ったでしょうが、現実世界の改編が行われて、主人公くんの娘ではないメインヒロインが生まれていたというオチになる。



  • http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20150406/p1
    • 冬ゲーなのに春に発売されたことで印象深い冬ゲー。クリスマスイベントとしては行き遅れを意識する独身女性教員が自虐的クリスマスソングを歌う所。「シングルでーす♪独身でーす♪もっらい手なーし、ことっしもー、やっぱり、ひっとりみーDEATH! HEY!」と歌う所は名シーン。「30の誕生日、このままでいいのかっていつも思ってたけど、こうして集まってくれる仲間がいてくれるだけでも充分だよな」という名セリフと共にケーキを前にする先生ですが、ケーキに刺さったローソクの数が哀愁を物語っています。



  • http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20140812/p1
    • これもまた『巨人の星』展開。姉と一緒にクリスマスを過ごそうと入念な準備をした一夏ちゃんでしたが、仕事人間な姉は帰ってこず、ぼっちクリスマスを送る一夏ちゃんの様子をご覧ください。



  • http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20160913/p1
    • 人工知能ゲー。対人関係に自身のない主人公くんがクリスマスまでに真実の愛を見つけよという課題を与えられ、人工知能ヒロインによって起こされる様々なイベントを経て成長していく。そんななか、人工知能ヒロインは恋に憧れながらも人工知能である自分と結ばれてしまうと、不幸しかないとして頑なにフラグ構築を拒む。しかし、主人公くんは普通じゃない人生で普通じゃない幸せを感じるのもまた人生ということで、人工知能に対して真実の愛を示すのでした。アガペー