面影レイルバック -体験版Ver1.0- の感想・レビュー

限界集落における朴訥な村人と大手ゼネコンの抗争を描くおはなし。描き切れれば本当に面白そう。
体験版ver1.0はとても短いので公式webサイトを見ると補完できる。
と、いうか特典で補完ストーリーを謳っている時点で完結させる気ないのか!?
ともあれ、ゼネコンの複雑な血縁事情、過去において勃発した抗争、田舎豪族の娘など伏線が盛りだくさん。
体験版では田舎豪族娘がゼネコン主人公くんに惚れたことを口実に婿にしてしまえと画策する所までプレイできる。

複雑な過去と多様な伏線を回収できるかが着目されます!


  • ゼネコンの娘を救った主人公くんが限界集落開発に挑戦します。
    • 物語における主な勢力図は二つ。一方は主人公くんサイドのゼネコン:吉岡一族。もう一方が限界集落を代表する地方豪族:櫓名一族です。かつて吉岡家が金鉱を探すため限界集落を乱開発したことがあり、櫓名が一致団結して吉岡を追い出したという過去がありました。そのため再び櫓名の開発を掲げて主人公くんたちが限界集落を訪れると、吉岡と櫓名の間には剣呑な空気が漂います。しかしながら主人公くんたちは櫓名が経済コンサルタントを自称する詐欺師に引っかかりそうになったところを助けてあげるのです。その際、ゆるキャラの着ぐるみに扮していた主人公くんが身を挺して豪族の娘を救い、しかもタイミングよく着ぐるみの金具が取れ顔バレしてしまうのです。こうして田舎豪族の娘は主人公くんに惚れることになり、知らぬは当人ばかりという状況になったのでした。
    • 主人公くんと田舎豪族が交流する一方で、吉岡家内部の構造も明らかになっていきます。吉岡家ヒロインの母親は精神崩壊してしまったのですが、主人公くんと会う時だけ疾患から回復するのです。主人公くんは吉岡ヒロインの母にかつてたいそう世話になり恩義を感じていたため吉岡家の養子となりました。吉岡ヒロインと主人公くんは8年ぶりの再会となるのですが、過去には主人公くんに好意と親愛を抱く複雑な諸事情があったことが匂わされています。
    • シナリオに関して期待できそうなところは、吉岡が櫓名の再開発をどのように行うか、その成功の是非による吉岡家の内部抗争はどのように着地するのか、かつて過去に勃発した吉岡と櫓名の戦争の詳細はいかなるものか、吉岡ヒロインの母親は如何にして精神崩壊したのか、過去主人公くんと吉岡ヒロインにはどのようなイベントがあったのか等々です。体験版ver.1.0では、当面の目標として櫓名サイドの村人たちが、主人公くんに惚れてしまった櫓名の娘の願いと限界集落保全を叶えるため、吉岡の跡取り(主人公くん)を婿にするぞ計画が発動してお開きとなります。