かりぐらし恋愛「世計絢花シナリオ」の感想・レビュー

優等生!と見せかけた実はムッツリな妹後輩キャラとイチャラブするだけのキャラゲー
特に中身はない。ヒロインの家庭にホームステイするのがコンセプトなのに家族要素ほぼ無し。
世計家は他の家庭から見るとかなりぶっ飛んでいるため、主人公くんがどう受容されるかが見所だったのに・・・
結局、世計家の両親の馴れ初めも、イモウトとの和解も、父親の承認もスルーされたのでした。

雑感


  • せっかくのホームステイものだったのに・・・
    • 世計家は一般家庭とは異なり、ぶっ飛んでいる人々で構成されています。極度の潔癖症の母親、ムッツリスケベな長女:絢花、重度の姉ラブの次女:丸、自慰ばかりしている長男:弾、そしてそれらを束ねる父親という5人家族でした。絢花からは最初から好感度マックス状態で受け入れられましたが、他のメンバーたちからは、家族の調和を乱す鼻つまみ者としてやっかまれるわけです。この異常な家庭でどのように受容されていくかが、絢花シナリオで一番注目されていたのですが・・・。家族モノとしては一切描かれませんでした。潔癖症の母親はいつの間にかに慣れており、姉大好きなイモウトと和解したわけでもなく、父親からも承認を得たわけでもありません。なし崩し的に交際がバレてしまい、娘さんをくださいだけはやりましたが、何も解決していません。エンディング後のエピローグでは、いつの間にか父親からは承認を得られており、絢花もいよいよ大学生☆主人公くんと同棲が始まるね!とかいって終わります。えー!!って感じ。
    • 絢花シナリオではどのようなことが描かれたかが気になりますよね?しかし中身は殆どなく、基本イチャラブするだけのキャラゲーでした。ムッツリスケベな絢花ちんは主人公くんが隣で寝ているのにおなぬーをおっぱじめてしまうのです。そして、絢花は幼馴染たちには交際は内緒にして秘密にしたいと言って秘密のお付き合いが始まります。特に修羅場になるわけでもありません。主人公くんに好意を抱いていた理兎に対しては、絢花が理兎おね〜ちゃ〜ん好き好き〜と言って摺り寄ることで処理されます。その後もデートイベントをこなしたりなんだり。あと特筆すべきところは家族と食事しているのに机の下に潜り込み口淫し始めたところですかね?ビックリだぜ!
    • せっかく、一風変わった家族像を提示し、ホームステイという文化の異なる家族空間を体験するというコンセプトを持ちながら、それを上手く活かしきれず、グダグダに終わってしまった感がありました。