雑録

恋音セ・ピアーチェ体験版 の感想・レビュー

飽きっぽくて物事を投げ出しがちで継続性がない事に劣等感を抱く少女とバンドする話。
ミーハーで色々なことに手を出すも続けることができず投げ出してしまっていた少女。
一方で音楽の楽しさを周囲に押し付けたがためにチームを崩壊させてしまった主人公くん。
少女は主人公くんに支えられることでギターの楽しさを見出し、主人公くんはそれに救われる。
体験版ではギターの技能を向上させ、路上ライブを成功させる所までプレイできる。
次の目標は学園祭のオーディションだ!と次の目標が提示され体験版はお開き。
ピンヒロインモノだが、音楽の専門性の匙加減が上手く、構成も巧みでキャラもたいへん可愛い。

「チームプレイ」に憧れと引け目を感じる少年少女の関係性変化がステキ!

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  • バンド組んで音楽やることに楽しさを見出し劣等意識を克服していくところがおススメ!
    • 中等教育課程前期3年生の少女;胡桃はなさんは、たまたま行った音楽のライブに影響され、ギターを手に取ります。テキトーにかき鳴らしながら曲を口ずさんで満足するつもりだったのでしょう。しかし、初心者ながらもどことなく才能の片鱗を見せる胡桃さんと、無意識にセッションをしてしまったドラマーの主人公くんは、ギターを教える師弟関係を構築します。ギターのイロハを伝授するしながら、二人の関係性が変化していくのですね。
    • 胡桃さんは非常に飽きっぽくて継続性が無く直ぐに投げ出してしまうという性格でした。そのため家での自主練習などまっぴらごめんで個別練習などやる気もありません。胡桃さんは自分でもそれを悪いとこだと理解はしているのですが、どうすることもできず、それが故に一つの事を続けられないのでした。継続性が無くアチコチふらふらしていれば、仲間との関係も深まりません。胡桃さんはそのことに対してコンプレックスを抱いているのです。
    • 一方で主人公くんサイド。主人公くんがドラマーとして飯を食って行くことを目指しています。しかし、過去に自分の理想を良かれと思ってチームメンバーに押し付けてしまったがために、バンドを崩壊させた過去を持っています。そのため、修行僧の苦行のような無理のある練習はいずれ破綻することを悟り、それ以降楽しんで練習をするという思想信条を掲げることになったのでした。主人公くんは他者に理想を期待しすぎない、スモールステップを踏む、細かな目標と成功報酬をつける、一つの曲を通せるようにするなどなど様々な工夫を凝らして胡桃さんを導いていきます。

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  • 家庭での個人練習を嫌っていた胡桃さんが練習に楽しみを見いだせた姿には一種の感動すら覚える!
    • こうして胡桃さんは良い指導者に巡り合うことが出来、ギターに楽しさを見出していきます。一方で主人公くんも、胡桃さんの指導を通してかつてのトラウマを解消していくのでした。練習が楽しければ自ら進んでやるようになり、あれだけ飽きっぽくて家での個人練習を嫌っていた胡桃さんは、自主練習をしてくるようになり、立って弾き語りができるようになるまでの努力を見せます。ちょっと感動しちゃうね!胡桃さんの成長を見た主人公くんは、路上ライブをもちかけます。この路上ライブが体験版のクライマックスであり、見事それに成功します。主人公くんがパーカッションの楽器でカホンを使う描写とかが結構好き。胡桃さんは、路上ライブという一つの形として音楽を提示できたことに達成感を覚え、快感を得るのでした。こうしてもっともっと続けていきたいと願った胡桃さんと共に、今度は学園祭でのライブを目指して行くことになります。「チームプレイ」に憧れと引け目を感じていた二人が、音楽を通してそれを得て行く姿はおススメの展開となっています。皆さまも是非、体験版をレッツプレイ!
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SDキャラもすごくかわいいです。

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