流星ワールドアクター「クラリス√」の感想・レビュー

主人公くんとクラリスが過去を清算する話。過去話がメインとなる。
クラリスはスパイである主人公が命の恩人武蔵刑事を殺したと思っていた。
だが真相は武蔵刑事こそが教団のスパイであり、警察を裏切っていたのだ。
それ故、主人公くんはクラリスを人質にとった武蔵刑事を殺害したのであった。
主人公はホームレス状態から武蔵刑事に拾われたので、恩義を感じていた。
だからこそ、クラリスに殺されても良いと死を甘んじて受け入れていたのである。
真実を知るとクラリスはコロッと態度を変えてフラグ構築。
終局部も「俺達の戦いはこれからだ」エンドでとっても雑であった。

クラリス√「記憶の行方」概要

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  • 教団事件に関する過去を語らせるための装置として用意されたのがクラリス
    • 体験版で主人公くんが助けたフェアリー族のメリッサが病気となり、薬を探しにエルフの国へ。その道中において主人公くんはクラリスに過去話を始めます。ホームレスであった主人公くんが武蔵刑事に拾われ、生田・ストライコス・宗助たちとチームを組み、子供をマインドコントロールするリンダの事件を追っていきます。しかし武蔵刑事は警察を裏切って教団と繋がっており、教団の仕事から抜けようとするリンダを殲滅するために、主人公くんたちを手駒に加えたことが明らかになります。故に主人公くんは武蔵刑事を追い詰めるのですが、この抗争にクラリス一家が巻き込まれてしまうのです。この事件は主人公くんが武蔵刑事を殺して幕引きとなるのですがホームレスであった主人公くんは武蔵刑事に惚れこんでいたため、恩師を自分で殺したことが大きな枷となったのです。以来、主人公くんは自己の罪の意識を教団に転嫁し、ガムシャラに生きていくことになります。そしてまたクラリスが記憶違いで主人公くんが教団のスパイであると思い込み、主人公くんを殺そうとする、それを甘んじて受け入れようとするのです。
    • この時仲裁に入るのが上記のリンダ(子供マインドコントロール異能者)で、過去の真実をクラリスに教えるのです。するとどうでしょう!クラリスはさっきまで主人公くんを殺そうとしていたのに、手の平返し!しかも主人公くんがブレイズという種族で薬で能力を抑えないと死ぬということを知ると、口移しで薬を飲ませてきます。と、いう展開になりフラグ成立。しかしリンダ事件は解決されることなく、フェードアウト的にクラリス√は終了。リンダは主人公くんに教団壊滅の協力を要請し、やっと教団潰しイベントかー長かったぜ☆と思っていたら、俺達の戦いはこれからだエンドになったのでした・・・

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