雑録

同じクラスのアイドルさん。体験版の感想・レビュー

高校に新規設営された芸能科に入り、アイドルとしての高みを目指す話。
体験版では学園展示会の為のショートムービー作成がメインとなる。
幼馴染2人+苦労性の歌姫を率いる主人公くんはプロデューサー的位置づけ。
1作目の作品でダメだしをされた主人公くんらは弱点を克服するため猛特訓。
リトライして撮り直したムービーを再提出し、展示会に臨むことになるのだった。
体験版はこの3人ならもっと何かが出来る!と主人公くんが確信し、幕を閉じる。

タイトルからは「クラスに偶々いる実際のアイドル!!」というイメージや「クラス内におけるアイドル的存在のキャラ」というような感じが連想されますが、実質は「高校の芸能科コースに所属しているアイドルと演技を磨く」という内容です。

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  • 芸能科コースでアイドルとしての高みを目指せ!!
    • 主人公くんは祖父に有名な俳優を持つものの基本的には一般人。幼馴染1号がアイドルとして活躍するようになり、中学での別れを経験して以来、燻ぶった生活を送っていました。そんな主人公くんに家庭的な幼馴染2号が寄り添い二人で幼馴染1号を応援する日々だったのですが・・・。ある時主人公くんの祖父が旗振り役となって、突如高校に芸能コースが新設されます。主人公くんは祖父の誘いを受け、そこに転入することになったのですが、そこには幼馴染1号も所属しており、久々の再会を果たします。
    • 幼馴染1号は両親も有名な芸能人であるバリバリのサラブレットなのですが、アイドルを目指した動機が幼少の主人公くんがアイドル好きだったためという伏線が張られています。明るい元気っ子系キャラであり、屈託なく接してきます。
    • 主人公くんと幼馴染1号のやり取りを見せつけられた幼馴染2号は、置いて行かれることを嫌い、一念発起して同じコースに転入してきます。そこに苦労性の歌姫も加わり、主人公くん率いるユニットが形成されたのでした。主人公くんの祖父の家を寮に改装し、嬉し恥ずかし寮生活をしていきます。

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  • 体験版最初の見せ場はショートムービー作成
    • 物語の序盤は芸能科コースの授業風景が描かれていき、発声、演技、歌曲、ダンス、撮影などの訓練を積んでいきます。そしてショートムービー作成の課題が与えられるのですが、当初はしょせん「学校の課題」でしょ?的な意識で作ってしまうのです。案の定、講師からは酷評を受け、さらには学園の展示会でその作品が放映されてしまい、尚且つ人気投票まで行われることを知るのです。このままの拙い作品でいいのだろうか?いや良くない(反語)ということで、主人公くんたちは再提出の許可を願い出て、それが受理されると、今度は本気で作品作りに取り組んでいきます。
    • この再撮影のなかで、それぞれのヒロインが抱える問題点と向き合うという流れになっています。幼馴染1号は既に芸能人として売れっ子な活躍しているものの、子役としてチヤホヤされてきたので演技の幅がパターン化されておりもう既に消耗品として限界を迎えつつあることが指摘されています。幼馴染2号は主人公くんに置いて行かれたくないという不純な動機で芸能コースに入ったので、アイドルとしての意識が欠如しグラビア撮影で恥ずかしがってばかりいます。最後に苦労性の歌姫は、両親死亡かつ病気の異父弟妹を抱えるというハードモードであり、亡き歌手であった母の幻影に囚われているのです。
    • そんな彼女らの問題点を解消し、プロデュースに導くのが主人公くんの役割であり、ついにショートムービーの再提出を成し遂げ、それなりの評価を得ます。そして主人公くんは確信するのです。この3人だったらもっといろいろなアイドル活動ができるはずだ!と。こうして体験版ラストの期待が、製品版のユニット活動に繋がり、体験版は終わりを迎えるという構造です。

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