【アニメ版】『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第1話「脳筋パワープレイで破滅フラグをへし折れ!」の感想・レビュー

アニメ版はめふら、やはり幼少期編は格段に面白い。
前世の記憶を取り戻し、破滅フラグを砕くため、脳内会議を重ねていく。
5人のカタリナを演じ分ける声優さんの演技も絶妙でメディアミックス凄い。
前世では野猿と称されたJKが、脳筋パワープレイで解決していく爽快感。
漫画版はマリア編が薄く生徒会長√になってしまったのでアニメ版は違うといいな!

脳内会議からの脳筋パワープレイが見どころ!

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  • ジオルド√
    • 頭を打ったことにより前世の記憶を取り戻したカタリナは、現世が乙女ゲームの世界であり自分は悪役令嬢役であることに気付きます。この悪役令嬢は主人公ヒロインの目の前に立ちふさがるライバルキャラAであり、国外追放になるか殺害されるというエンドを迎えます。そのためカタリナは前世のJK時代の知識と技能を生かして破滅フラグを回避するべく行動していくのです。本作の見どころの一つ目は何といっても脳内会議でしょう。アニメ版ではどう表現されるのか注目の的でしたが、議長カタリナ・強気カタリナ・弱気カタリナ・真面目カタリナ・ハッピーカタリナと5人のカタリナが総出演し、一人の声優さんが演じ分けます。メディアミックスの真骨頂であり、声優さんの面目躍如といったところでしょう。
    • で、前世がJKであったカタリナが出した結論は、剣術の稽古と魔法の訓練。しかしこの魔法の訓練が土属性であったことからか何故か畑作りに!この畑作りは本作を通して重要になり続けるので注目です。カタリナの常軌を逸したこの破天荒さは、本来ならば乙女ゲー主人公が発揮する役割であり、腹黒王子ジオルドに対し特効を持つ効果だったのです。そのため幼少期の時点でジオルドの好感度は爆上がりとなり、破滅フラグ回避に繋がっていくのですね。

 

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  • キース√
    • そしてカタリナが破滅エンドとなるもう一つの√が義弟となるキース√。クラエス家の養子となるのですがカタリナがイジメたことによりヒキコモリとなり、その反動でチャラ男となるという人物がキースです。このキースに対して脳内会議が出した結論が、キースを孤独にしないということでした。前世は弟が欲しかったカタリナは、キースを可愛がることで、その心の傷を癒していきます。キースは前の家では愛人の子であったため肩身が狭く、魔力を暴走させてしまったことから排斥され孤独となっていたのです。カタリナに受け入れられたことが嬉しくなったキースは、カタリナの要望に応えて禁じられていた魔力を使ってしまい、カタリナに怪我を負わせてしまいます。そしてまたもや引き篭もるキース。このままでは破滅エンドを迎えてしまうぞ!ここでカタリナがとった手法はバトルアックス!なんと物理攻撃で扉をこじ開け、キースにジャンピング土下座から手を握って、心の鍵を開けるのでした。

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