【アニメ版】『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第4話「マリア=キャンベル攻略編①カタリナの食い気がマリアに対するイジメを防ぐ」の感想・レビュー

一番面白い幼少期編が終わってしまい学園編がついにスタート。
ここから乙女ゲームの主人公マリア=キャンベルちゃんが登場します。
メアリ、ソフィアに続いてカタリナはマリアとも百合フラグを立てていきます。
マリアとのフラグが破滅エンドを回避させるという展開ですね。
幼少編が一番面白いのは間違いないですが、マリア攻略編も結構好き。

マリア=キャンベルを攻略せよ!

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  • 学園編の始まりです
    • 幼少期編において本来ならばマリアと恋愛関係になる男性たちを攻略してしまったカタリナ=クラエス(転生ver.)。しかしながらマリアの魅力がものすごいため、いつ男たちがマリアに鞍替えしてしまうか分かりません。そのためカタリナは絶えず脳内会議を開いてマリアの動向に対して戦略を練っていくことになるのですね。脳内会議のメンバーは学生カタリナではなく、炉利リナのままというのもアニメ版のスタッフの謎の心意気を感じさせます。
    • 漫画版と大きく異なるのはアラン編も挿入されていることでしょうか。漫画版ではほぼ空気になってしまうアランだったので、この改変はいいぞ!幼少編でカタリナによってトラウマが解消されているため、むやみに対抗意識に駆られず落ち着いた対応を見せるアラン好き。人には向き不向きがあるという幼少期にカタリナが説いたセリフを引用しているところかほっこりしますね。演奏会を開くように言われ、カタリナも聞きたいかどうかを確認しているところとか受けそう。

 

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  • カタリナの無自覚な善良さがマリアを救う!
    • そして今回の見どころであるマリア=キャンベルの攻略について。マリアと攻略対象との出会いイベントは強制的に発生しますが、攻略対象たちがマリアに惚れることになる要因は幼少期編でカタリナが既にこなしてしまっているのでフラグなんて立たないのです。そのうえ、マリア自身がカタリナに惚れていくことにもなるのです。本来の恋愛イベントを攻略対象ではなくカタリナが行ってしまいマリアの好感度を爆上げしていきます。
    • 今回はジオルド√におけるイジメ防止イベントをカタリナがやっちゃうのです。ぺコリーヌにも負けず劣らずの食欲を持つカタリナは前世の知識からマリアがお菓子作りをしている話題を出してしまいお菓子作ってきてイベントを発生させることに成功。尚且つその嗅覚でお菓子の匂いを嗅ぎ付け、マリアがイジメられているシーンに遭遇するのです。マリアの手作りケーキが踏みにじられるその寸前、カタリナはいじめっ子令嬢たちの前に躍り出て啖呵を切り、悪役顔で一掃します。窮地に陥っていたマリアを救えばフラグは成立さ。正規ルートではジオルドがこのイベントを担いマリアをイジメから救うのですが、カタリナが先にマリアを攻略しちゃった☆ということで百合√に突入!そういえば乙女ゲーって百合ゲーはあるのですかね?

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