【アニメ版】『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第10話「生徒会長√」の感想・レビュー

破滅フラグが立っていないのにカタリナ断罪劇場は強制イベントだった!?
だがしかし開始数分でカタリナハーレムの仲間たちが駆け付け形勢逆転。
窮地を凌いだカタリナは破滅フラグをへしおることに成功したのだが・・・。
その一方で今度は闇魔法に気付いたマリアが失踪してしまう。
犯人は会長で、それを指摘したカタリナもまた昏睡させられてしまうのだった。

会長√バッドエンドは全員死亡エンド

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  • カタリナ自身が破滅フラグだと思っていた断罪イベントは本当の破滅イベントではなかったという展開
    • 前世の記憶においてカタリナの末路は殺害エンドか国外追放エンドであり、それを防ぐために努力を重ねてきました。今回の放送では前半部分で断罪イベントを乗り切り、見事破滅フラグをへしおったかに見えました。しかし本当の破滅フラグは会長√のバッドエンドであり、主要人物が全員死亡するという結末が待っていたのです。
    • 闇魔法使いである会長は人々の負の感情を利用して意識を操作してきました。カタリナ断罪イベントも闇魔法で強制的に引き起こしたのですが、光属性のマリアには看破されてしまいます。露見を防ぐため会長はマリアにも意識操作を使いますが、属性抵抗力によりリジェクトされたため、薬で眠らせ物理的に幽閉せざるを得なくなります。ここから会長の人生は転落していくのです。
    • 会長は人一倍救われたい過去を引きずっていたため、サクッと救済を行っていくカタリナを許すことが出来ませんでした。温厚で穏やかなフリをして人の世を渡ってきた会長ですが、救済者カタリナを前にするとボロが出てしまうのです。さらに前世の記憶を想起したカタリナが、ついポロっと会長本人に闇魔法使いで犯人なのかと聞いてしまうと、ついに化けの皮が剥がれてしまいます。発狂した会長は本性を現しカタリナに襲い掛かってくるのです。会長の闇魔法により昏睡させられてしまったカタリナ。会長をも救済し、全員死亡√を回避できるのでしょうか!?というノリ。

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