雑録

【アニメ版】『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第5話「マリア=キャンベル攻略編②崩壊したマリアの家族をカタリナの天真爛漫さが再生する!」の感想・レビュー

今回は乙女ゲー主人公マリアの家族崩壊をカタリナが再生する!
もしかしてどの攻略対象の時よりもマリアは救われたのではなかろうか。
平民のマリアが光の魔法を発動させたことは母の貴族との密通の疑惑を生んだ。
小さな田舎町では噂は一挙に人口に膾炙し、家族は崩壊し父親はいなくなった。
マリアも不義の子として扱われ孤独となっていたのである。

アニメ版ではマリアの人物像の掘り下げが深められておりシナリオに味わいが出ていい感じ

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  • マリア=キャンベル攻略完了 カタリナ百合ハーレムの形成
    • 前回に引き続きマリア編。本来ならば乙女ゲーの主人公であるはずのマリアを、敵役の悪役令嬢であるカタリナ=クラエスが攻略していきます。前回はジオルドフラグを圧し折ったカタリナですが、今回はキースフラグを叩き潰します。ちなみにカタリナが訓練していた土の魔法が唯一使われる貴重なシーンともなっています。平民出身なのに成績優秀なマリアに嫉妬した貴族令嬢たちは、贔屓されていると難癖をつけ、火の魔法で脅してきます。これに対しカタリナの土ボコが貴族令嬢をすっ転ばしマリアを救うのです。何度もカタリナに救われたマリアは好感度マックス!お互いを名前で呼び合うようになり、コイバナではカタリナのことをお慕い申し上げていると照れ照れするほど!しかもメアリやソフィアも同様でありカタリナ百合ハーレムが爆誕した瞬間でした。

 

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  • マリア=キャンベルの不幸な家庭事情
    • アニメ版では漫画版と比較すると良い原作改変が行われています。それが今回の一大ビッグイベント、マリア=キャンベルの家庭事情をきちんと描いたことです。漫画版では終盤で雑に処理されてしまいましたが、アニメ版では丁寧に描かれています。
    • マリアは平民の出身であり、魔法が使える大半は貴族・・・と、いうことは母が貴族と密通してできた不義の子であるというレッテルが張られるのは必定!マリアは地元の学校ではハブにされ孤独になったうえ、母親との仲も微妙になってしまうという暗い影を背負っていたのです。この問題をカタリナの純粋無垢な行動が解決へと導き、キャンベル家の母子関係を再生させていきます。
    • 休日に農場の視察に赴いたカタリナは、マリアの故郷ということを知ると突如お宅訪問を行い「来ちゃった」ムーブをかまします。そして無遠慮にお菓子をねだるのですが、このお菓子作りが母子問題の重要なトラウマだったのです。幼少期のマリアにとってお菓子作りはまだ父親が家にいた頃の家族の象徴でした。しかしマリアの魔法発動問題により家族は崩壊し母はお菓子を作らなくなります。そのうえ、孤独に陥ったマリアがクラスメイトと何とかコミュニケーションを取ろうとした手段がお菓子作りだったのですが、マリアのクラスメイトは折角作ったお菓子を手に取る事すらせず逃げて行きました。こうしてマリアにとってお菓子作りとは二重、三重のトラウマとなっていたのです。
    • そのため本来なら封じられしお菓子づくりだったわけですが、カタリナのおかげでマリアはトラウマを払拭しており、それを見た母親は自分の娘を遠ざけてしまったことを愚かさを悔い改めたのでした。マリアの母はお菓子作りを手伝うと提案し、ここにマリアとの和解が成立したのです。カタリナは畑を耕しているだけでしたが、このトラウマ解消はアニメ版の改変お見事!という感じ。おそらくどの攻略対象のルートでもマリアの家庭問題が根本的な解決を見ないと考えられる以上、カタリナは最良最上の家族再生エンドを提供したのではないでしょうか?

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