雑録

【アニメ版】『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第8話「ハーレム友情エンドモノで個別イベントを提示するためにはどうすれば良いか!?」の感想・レビュー

テスト勉強をしていたら欲望を映し出す本に吸い込まれてしまう話。
メアリとマリアは観測者役で、各キャラとカタリナの恋愛劇を垣間見る。
ハーレムモノで個別イベントを提示するための表現手法の一つなのかもしれない。
アニメではアランが優遇されておりC-part特別枠でカタリナに惚れる描写が挿入される。
そう考えると第8話はメアリを中心とするドタバタ劇だったのかもしれない。

ハーレム友情エンドモノで個別イベントを提示するためにはどうすれば良いか!?

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  • 今回の狂言回しはメアリ
    • 既に完成されたカタリナハーレム。しかしながら友情エンドで終わりになるため、カタリナと各キャラの恋愛イベントを挿入できないというジレンマがあります。それを解決するために取られた手段が、今回の「欲望を反映するという本に吸い込まれる」という展開。あくまでも本の中においてという条件をつけることで、各キャラがカタリナとやりたいことという体裁を取り、個別イベントを視聴者に提示できるというわけです。またそれらのイベントには観測者が必要となるので、メアリとマリアが選ばれることになります。
    • 流れとしてはメアリ視点で進みます。カタリナと二人っきりになりたいメアリでしたが、いつものように皆で勉強することになります。速攻で空腹となるカタリナのためにメアリとマリアがお茶を淹れにいったところ、本の中に皆が吸い込まれるというノリ。メアリとマリアはカタリナを救うために本を開くのですが、そこで垣間見るのは各キャラとカタリナの恋愛劇。メアリは嫉妬に狂います。そして最後はギャグ展開となりカタリナの食欲は本の中では満たされず現実に回帰するというオチになります。
    • そして最後に突如挿入されるC-part。これまでアランはメアリの策略により、カタリナへの恋心が芽生えないように誘導されてきました。しかしメアリが目を離した隙にカタリナの純真さがアランを打つことになるのです。成長した貴族令嬢だというのに芝生を裸足で駆け回り、それにアランを誘い、自然の気持ちよさを共有します。さらには木登りイベントも発生し、二人で夕焼けの景色を眺めるのです。夕焼けの自然美にアランは感動し、視点を変えることで現状が輝くのだということを改めて知ることになります。漫画版ではアランはほぼ放置状態となっていましたが、アニメ版では明確にカタリナへの思いを自覚する描写が挿入されました。

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