プリコネ第8話「キッズたちの疑似クエスト体験」の感想・レビュー

炉利回。ギルドの真似事をする炉利達に疑似クエストを体験させる。
地元の平和を守りたいという炉利達に対し、欲望に塗れたヒロインズは絶望する。
結局主人公が引率を買って出るのだが、主にキャルが綿密な計画を立てる。
そしてその計画や準備がソッコーで破綻するのもお約束であった。
敵対勢力の子飼いであるキャルがどのように転ぶかも楽しみ。

疑似クエスト体験はまさに小学校の遠足の引率

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  • 企画運営側の苦労話
    • 主人公たちは初めてのクエストであるスパイスの採取を達成した後も、食べ物関係の仕事を順調にこなしていきます。今回は時期的なタイムリーネタもあってか田植えイベントから入ります。中世ヨーロッパ的ファンタジー世界で稲作です。生真面目なキャルがテキトーに流してればいいのに率先してパーティーを仕切り田植えをしていくところとかサイコーですね。ラスボスにスパイとして送り込まれているキャルですが、主人公たちのドタバタギャグコメディを見て、監視なんて必要なのかと自分の存在意義について葛藤するのでした。キャルがいつ転向するのかに注目が集まります。一方ぺコリーヌは、王国のお姫様が米を食べたいので稲作を導入したと歴史を解説してくれますが、王国の姫君ってそれってよう。
    • 田植えイベント終了後、次のクエストを探していた折、ちびっこ達に出会います。ギルドの事を教えてくれる指導者を探しているのだとか。理由を聞くと、地元の平和を守りたいという何とも崇高な返事が返ってきます。このちびっこ達の意見を聞き、ヒロインズが絶望するシーンは一見の価値ありです。キャルはカネ、ペコはメシ、コッコロちゃんは主様のことしか考えていなかったのです。一方主人公はスナック感覚で依頼を引き受けてしまうのでした。
    • 折角だったらキッズたちに有意義なイベントを体験させようと、ギルドメンバー達は準備に勤しみます。一番子供たちのことを考えているのがキャルで適度な難度のコース選定に頭を抱える様子も微笑ましいですね。お約束のパターンとして準備は全て水の泡となるのですが。ソッコーでコースから外れた主人公をフォローする為、ヒロインズは暗躍してモンスターを倒しまくり。しかしここぞという場面でMP切れとなってしまいぺコリーヌも腹減り状態。万事休すという所でぺコリーヌが栄養補給に成功し無事にボスも倒すのですが・・・キッズたちの弁当食っちまってるやんけ!!その後、キッズたちはヒロインズの暗躍をつゆ知らず自分たちの功績だと喜びますが、ツインテ炉利エルフだけは仕込みに気付いており水を差さないように感謝の意を告げるのでした。

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