2.社会主義圏の拡大
4.社会主義諸国の独自展開
- ①アルバニア…ソ連がユーゴスラヴィアと和解したことから外交関係を閉ざし、中ソ論争では中国を支援
- ②ルーマニア…チャウシェスクが自主独立を唱え、1962年頃からソ連優先のコメコンやワルシャワ条約機構には批判的。68年のチェコ介入にも参加せず。東欧一の地下資源(石油)に恵まれ、経済の自立化をはかろうとしたことが背景にある。
- ③チェコスロヴァキア…「プラハの春」:1968年1月から東欧最大の工業国チェコスロヴァキアで爆発的に自由化運動が広まる。ノヴォトニー大統領は失脚し、ドプチェク政権が誕生して自由化・民主化が進められた。しかし8月にソ連・東欧5カ国が軍事介入し、自由化運動は潰された。
- ブレジネフ=ドクトリン