2.イタリア=ルネサンス
(1)文学
- ダンテ『神曲』
- ペトラルカ『叙情詩集』
- 永遠の恋人ラウラへの愛を、言葉の持つ美しい音楽的な響きを生かした流麗な格調で歌い、近代的な恋愛感情を新鮮に表現した。
- ボッカチオ『デカメロン』
- デカメロンとは「十日」のこと。ペストの流行を逃れてフィレンツェ郊外の別荘にこもった10人の若い男女が毎日1つのテーマで10日間するという筋立て。肉欲の解放などルネサンス精神に溢れている。
(2)建築
- ブルネレスキ
- サンタ=マリア大聖堂。八角形の大円蓋で有名。数学的調和を重んじるルネサンス方式を創始
- ブラマンテ
- サン=ピエトロ大聖堂。ヴァチカン市国にあるカトリックの主聖堂。ユリウス2世下で新築工事開始。
(3)美術
- ジョット『聖フランチェスコの生涯』
- ルネサンス絵画の先駆者。教会壁画にキリスト教をテーマとする立体的で写実的・人間的な表現を試みた。
- ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』『春』
- 女性美を開放的に描く。キリスト教と古典文化の調和を目指した。
- レオナルド=ダ=ヴィンチ『最後の晩餐』『モナ=リザ』
- 万能の天才。絵画・彫刻・建築・科学・哲学など諸分野で卓越した才能を見せた。フィレンツェ・ミラノ・ローマと渡りフランソワ1世下の仏で没した。
(4)政治
3.北方ルネサンス
(1)概要
(2)ネーデルラント
(3)ドイツ
(4)イギリス
- ①文学
- チョーサー…ダンテやボッカチオの影響を受けつつもイギリス国民文学として有名。『カンタベリ物語』は種々の社会階層の人々がカンタベリ聖堂参拝の途上で語った話を集めたという体裁を取り社会を風刺。
- シェークスピア…エリザベス1世の時代から17世紀初めに活躍したイギリス最大の劇作家。
- 四大悲劇
- 喜劇
- ②思想
- トマス=モア…『ユートピア』において囲い込みを批判。ヘンリ8世の離婚に反対して処刑された。