とりあえず前近代まで。この後、近現代も足します。
1.ギリシア文化
(2)その他の文芸
- サッフォー…レスボス島出身の女流詩人。恋愛詩。学園を造り若い女性を教育。
- アイスキュロス…三大悲劇詩人。『アガメムノン』…トロイア戦争の英雄アガメムノンが帰国後妻に殺される話。
- ソフォクレス…三大悲劇詩人。『オイディプス』…父を殺して母を妻としたため目を潰して放浪。
- エウリピデス…三大悲劇詩人。ソフィストの影響を受け、新形式の詩を創作。代表作『メデイア』など。
- アリストファネス…喜劇作家。ペロポネソス戦争期に活躍。風刺や批判で有名。『女の平和』
- ヘロドトス…歴史の父。ペルシア戦争を主題とし物語的な歴史記述で『歴史』を記す。
- トゥキュディデス…ペロポネソス戦争を厳密な史料批判に基づき記述。科学的な歴史記述の典型となる。
- フェイディアス…ペリクレスからデロス同盟の資金を流用してもらってパルテノン神殿を建築。「アテナ女神像」など。
- ヒッポクラテス…「西洋医学の祖」。呪術的ではない科学的な治療を行う。
3.古代ローマ文化
(1)土木・建築 ☆ローマの文化といえば何と言っても実用的な文化!!
(4) ストア派哲学者
(5) 三大ラテン詩人
(7) 自然科学
4. キリスト教の成立
(2)原始キリスト教成立
- ②使徒による伝道
- 使徒とは? → イエスが福音を伝えるために選んだ直弟子。ペテロを筆頭に12人いる。その中のユダがイエスを裏切り祭司長側に引き渡した。のちパウロも使徒に加えられる。
- ペテロ…十二使徒筆頭。イエス処刑の際には弟子であることを否定して逃げた。しかしイエスがメシアであることを最初に告白して教会の基をすえ、イエス復活の最初の証人となった。ネロの迫害により殉教。カトリック教会はペテロを第1代の司教とし、恐慌はペテロの後継者としている。
- パウロ…地中海沿岸を大旅行して、古代ギリシア・ローマ世界にキリスト教を伝道し、キリスト教が世界宗教へと発展した礎を築いた。もともとはパリサイ派であり、キリスト教徒を弾圧しに行く途中不思議な光に打たれて回心したという。
(4)迫害と普及
(5)帝国統治とキリスト教
- ①コンステンティヌス帝
5.中世ヨーロッパの文化
(2)12世紀ルネサンス
イスラーム勢力の文化の影響を受けてヨーロッパでも多方面において文化が復興!イベリア半島のトレドやシチリア島のパレルモではアラビア語に翻訳されていたギリシア語文献のラテン語訳が盛んになる。各地に大学が出現。
- ②普遍論争
- 概要:「普遍」は現実に実態として存在するのか、それとも思考のなかにしか存在しえないのかをめぐって対立した論争。論争のなかで学問と信仰の分離が進んだ。
- 実在論:普遍的なものを実在と見なす。神は事物に先立って存在するとして、信仰の優越を主張した。アンセルムスが代表的論者。
- 唯名論:普遍的なものは実在せず、個物につけられた名前に過ぎないとする。無批判な信仰を退け理性を重んじる。アベラールが代表的。
- ウィリアム=オブ=オッカム(英)…反教皇派の立場から唯名論を唱えて理性と信仰を明確に分離。近代合理論への道を開いた。
- ロジャー=ベーコン(英)…イスラーム科学への影響から実権と観察を重視する経験論への思潮を築いた。「実験科学」を初めて使用。
- トマス=アクィナス…パリ大学教授。信仰と理性を調和させてスコラ学を大成した(『神学大全』)