造船成金が加藤大尉に殺害されてしまうことを防ぐ話。
ラスボス加藤大尉の野望「帝都再建計画」の一端が明らかになる。
大正時代の大和撫子ヒロインである蓮自身はそれほど活躍せず。
蓮は淫乱方面に目覚め線の細い主人公を枯れ果てるまで搾り取る担当となる。
ニホンオオカミとバームクーヘンの話は引き伸ばしのように感じられる。
最終的に加藤大尉から造船成金を救うことで歪みを修正することになる。
蓮ルートではn周目ゼロ地点の自分に送る電報は書かれなかった。
水神蓮ルート概要
- 大正大和撫子ヒロイン蓮ちゃんはシナリオにはあまり絡まなかった
- 本作品は2020年から1920年にタイムスリップし大正時代の東京を舞台にしたことがウリの一つとされていた。それ故、大正時代の大和撫子ヒロインを担当する蓮には当時の庶民の風俗を活かした独自のシナリオが期待されていた。そのような中で扱われたのはニホンオオカミとバームクーヘンと南極磁石による永久機関の3点。大正時代に絶滅寸前であったニホンオオカミ、第一次世界大戦時にドイツ人が広島で販売したバームクーヘン、白瀬隊による南極到達を題材にしているといえば、大正時代っぽいのか・・・!?しかしそれらにはほとんど蓮ちゃんは絡むことがない。蓮はほぼ夜伽要員であり線が細く受け身がちな主人公を枯れ果てるまで搾り取る淫乱担当と化していく。
- 蓮シナリオで回収される伏線は、造船成金と加藤大尉の関係。造船成金のキャラは自分の力で成功したのではなく、すべて加藤大尉の助言で蓄財を果たしたとのこと。加藤大尉の武器は先見の明であり、未来のことをまるで知っているかのように予見していたのだ。加藤大尉が造船成金に課していたのは、1920年4月中旬までに100万円の金を用意しろというもの。加藤大尉と繋がっている資産家は一人ではなく何人もいるということが明らかになる。加藤大尉の目的は帝都再建計画であり、その資金集めに狙いがあった。また所長と別府温泉の伏線は加藤大尉が地熱発電を求めていたという謎が回収される。ヒトラー、原爆ドーム、新エネルギーの獲得と情報が出てきたので、こりゃもう原子力路線まっしぐらじゃね?と現時点では推測されるのであった。キャラとしては可愛い蓮ちゃんだったが、淫乱担当にされてしまい、シナリオには深く絡めなかったことを残念に想いながら次の世界線へゴー!