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  • ハミダシクリエイティブ「体験版以降の共通ルート」の感想・レビュー

    集団への所属をトラウマとする主人公が不登校ヒロインを率いて生徒会活動をする話。
    体験版では籤引きで会長に選ばれた主人公が仲間を集めて他校との交流会を乗り切った。
    しかしながらリア充女子との絡みを目撃され仲間からの信用を失墜させてしまう。
    このあと主人公はどうなるのか!?といったところで体験版はお開きになったが・・・
    主人公に発破をかけ行動を促したのは、体験版で読者の敵意を募らせた元・会長だった!
    仲間と和解した後は、サッカー部の応援、熊本ボランティアを経て個別√に入る。

    体験版以降の共通ルートの概要(個別イベント捨象ver.)

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    • 体験版のおさらい~生徒会の形成と空中分解~
      • 主人公は世の中を斜めに見ている陰キャ系根暗ぼっちコミュ障。しかしそれには理由があり、両親との死別、優秀な妹と比較されたことによるコンプレックス、妹を守るために傷害事件を起こしてしまったこと、その結果信頼できる後見人を裏切ってしまったこと等々が背景にありました。そのため主人公はライフサイクルにおける発達課題に悉く失敗し、劣等感に苛まれアイデンティティを確立できず集団へ所属することの親密性を得られなかったのでした。そんな主人公でしたが、突如籤引きで生徒会長にされてしまいます。困惑する主人公でしたが、生徒会顧問がお世話になった親戚のお姉さんであることやイモウトの単位と出席日数を餌にされたことで奮起。不登校であるヒロインたちを生徒会役員に引き込んで、何とか他校との交流会を凌ぎ切ったのでした。ここまでが体験版のメインの内容でしたが、きちんとオチが用意されておりました。カースト上位のリア充ヒロインがグループから排斥されかかっていたところを助けたため、役員たちから誤解を生んでしまうのです。不登校ヒロインたちは、主人公が社会不適合者であったことに共感してメンバーになってくれたのに、リア充と仲良くしてんじゃん!と裏切られた気分になってしまったのでした。ここで体験版は幕を閉じ、どうなる製品版と期待を持たせてエンドとなっていました。

     
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    • 元・会長の励ましと役員たちとの和解
      • 不登校ヒロインたちに逃げられてしまった主人公はコミュ障であることからショックを隠し切れませんでした。そして成す術もなく途方に暮れてしまいます。そんな主人公がどのように立ち上がるのか!?なんとその役割を担ったのが意外にも元・生徒会長だったのです。体験版ではライターがギャップ萌え(死語)を狙ったためか、その暴君っぷりが強調され、プレイヤーのヘイトを集めまくったあの黒髪ヒロインですよ!この元生徒会長が主人公への引継ぎ作業をしながらの会話で、問題点の洗い出しを促してくれます。そしてグジグジと行動を起こせない主人公に解決の道を示し、自分で行動する以外には他ないことに気付かせるのです。主人公は誠実にリア充女との関係を弁明。不登校ヒロイン達との和解に成功するのでした。

     
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    • サッカー部の応援イベントと役員同士の職業バレ
      • メンバーと和解した主人公に次なる課題が舞い込みます。それはサッカー部の応援に関する問題。普段めったに勝ち進むことのないサッカー部が今回は準決勝まで駒を進めたため、勝ち上がるごとに応援のマナーを注意されるようになっていったこと。そのため個別の自由参加ではなく、学校がきちんと管理することを要請され、その仕事が生徒会に振られたというワケ。非リアの主人公は体育会系運動部の応援など乗り気ではなかったのですが、参加の有無のアンケートを取り、応援のしおりを作り、SNSで情報を発信していくことになります。しかしここでもリア充たちに目を付けられてしまうのです。サッカー部が勝ち上がる前から(勝手に)応援してきた古参たちが自分たちを無視しているとケチをつけてきたのです。ある程度は理論武装で薙ぎ払えた主人公でしたが、応援のしおりに他の部活のスケジュールのことを載せたことが痛手となり完勝とはいきませんでした。この仕打ちに不登校ヒロイン達は奮起することになり、自分たちのクリエイティブな能力を遺憾なく発揮することで対抗。それぞれが仲間に自分の仕事をバラすという流れになっています。
      • このエピソードのオチとして、主人公たちが一方的に運動部を軽視して古参の気持ちを組めなかったことがイイハナシダナー的に語られることになります。サッカー部は準決勝で奮戦するものの押され気味となり負けムードが漂うとニワカ的に応援しに来ていた人々は試合の途中なのに続々と帰っていってしまったのです。主人公たち生徒会は古参たちと最後まで熱心に応援するのですが、だからこそ、古参達のニワカに対する心情を実際に共感することとなります。勝ち進んで注目を集めたから群がり、負けそうになると興味を失うというニワカなミーハーたちに対する憤り。古参が抱いていた不満はまさにここにあり、自分たちが最初からリア充を侮りサッカー部を軽視していたことを痛く反省することとなったのでした。イイハナシダナー。

     
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    • 熊本県で災害復興ボランティア
      • 期末試験を乗り切り夏休みに入った主人公たち生徒会。今度はボランティア活動に取り組みます。河川氾濫による水害で被害を受けた熊本県へ復興支援にGO!ヒロインズはそれぞれ自分たちの特性を活かし、炊き出し・お年寄りや子どもたちの相手・学習指導などなどをこなしていきますが、唯一の男手である主人公は肉体労働要員となります。浸水被害を受けた住宅の泥をスコップで掬っては掻き出しトラックに載せ、今度はその泥を土嚢にして積み上げていくという作業を延々とこなすことになります。
      • この作品のウリとして挙げられるのは、きちんと負の側面も描いて主人公の士気を下げることに余念がないこと。準備の段階ではリア充グループから絡まれて水着選びに冷や水を浴びせられます。ボランティアでは活動における細かいカンレイやシキタリなどが描写されます。ボランティアは無償でなければならず、現地ではテントに泊まり宿泊施設を利用してはならず、現地住民から物を貰ってはいけないことなどなどが挙げられていきます。ボランティアって大変なのね。
      • 熊本ボランティア後、選択肢による好感度に応じて個別√に突入!残りの夏休みで9月中旬に開かれる文化祭の準備に臨むことになります。

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